北海道・森町でのジビエ解体処理施設建設迄の道のり!
4月15日開始のマクアケを使ったクラウドファンディングに向けて! Vol3
今日はマノワの看板娘の麻衣さんが今回のプロジェクトの意気込みについて語ります。
4月15日開始のマクアケを使ったクラウドファンディングに向けて! Vol3
今日はマノワの看板娘の麻衣さんが今回のプロジェクトの意気込みについて語ります。
レストランマノワ、ソムリエの早坂です。レストランマノワに新卒で入社し、かれこれ今年で8年目になります。長いこと、中村オーナーと共に歩んでまいりました。
社員の立場として、今回のプロジェクトに関して意気込みを書かせていただきます。
振り返れば、中村オーナーはいつ時も、、少しでもチャンスの糸があれば、どんなに細くてもたぐりよせ、新たなことに果敢に挑戦してまいりました。今まではすべてが手探りで、自分たちの精一杯の力で、マノワのお客様にもお力添えいただきながら、「手づくり」してまいりました。振り返れば、なんというか、、中村オーナーのその気力と根性は凄まじいものです。笑

しかしながら、今回の挑戦は、多くの皆様のお力添えが必要な大きなプロジェクトになります。
日本の食育、ハンターの高齢化、人材不足、地方貢献、様々な人が関わる日本の問題を大きく変える大きな一歩となり得る挑戦となります。
正直、「レストラン」という立ち位置では直接的利益があるものではなく、スタッフの給料が上がるわけではありません。
なぜそんなことを、この小さなレストランが?と思われる方がほとんどだと思います。このプロジェクトは「レストラン」の枠から飛び出して、日本の抱える問題をいくつか解決するキッカケともなる大きな“変化”をこの小さいレストランから提案、実行するものです。
ぜひご賛同いただき、日本の未来をまたひとつ良い方向へと変えていきませんか。
私自身、狩猟免許はないのですが、たまにハンティングに同行させていただき、落ちた鴨を探す係として活躍しております。笑
その際に、たくさんのハンターさんと交流し、「狩猟」に関する様々なお話を直接聞き、持ち帰ってはお客様にそのお話をさせて頂きました。
特に地元のハンターさんは、「狩猟」がその生活ないしは人生に大きく関わっており、そこで暮らす人々の生活を守るヒーローでもあります。
東京で暮らす私たちには理解することが難しいかもしれません。
特に武勇伝をお持ちの方が多く(笑)魅力的で元気いっぱいの方がほとんどです。
いつもお話を聞くことが楽しみになります。
とはいえ、やはり地方のハンターさんはご高齢の方が大半という現状もあります。
ハンティングは一見かっこよく、楽しそうに思われるかもしれませんが、かなり過酷です。
ハンターの皆様はそれぞれいろんな事情を抱えながら狩猟を続けられておりますが、やはり若手が必要な現状は明らかです。
全国にある、解体場も自治体によって現状は様々です。私もいくつかの解体場を見学させていただきました。年間数千頭処理できる場所もあれば、数百頭の場所もあります。野生動物を獲っても、この解体場がなければ、食肉として流通されません。どれだけのジビエが廃棄されていることでしょうか。。
日本の狩猟の現状や様々な問題を肌で感じていなければ、いちスタッフとして動くこともなかったかもしれません。
「マノワ」というレストランには、不思議な魅力がたくさんあると思います。
外観、内装はとても重厚感のある、本物のマナーハウスのような空間。
そこから聞こえてくるのは、にぎやかな笑い声、そして永遠としゃべり続ける中村オーナーの声。。笑 (きっと口から産まれてきたんだと思います)
見た目とは異なりアットホームでリラックスできる空間だと思います。
メニューも前菜、デザート、常時5品から選べ、メインなんて10種類ほどから選べます。
仕込みをするキッチンスタッフは正直大変ですが。笑
私も実際入社して2年間はキッチンで働いていたので、その苦労は身に染みてわかります。
しかし、もし自分がお客様だったら、選択肢があるほどわくわくする事でしょう。
実際にメニューを見るお客様の目を見ると、実感致します。
選択肢を増やすことは、何がどれだけ出るか、予測できないので、その分多めに仕込まなければならないので、仕込みも大変ですが、同時に原価率も上がり、ロスも増えます。
なぜこの形態を変えないか?
それが、レストランマノワのこだわりでもあります。
常にお客様目線であることです。レストランという場所がお客様にとって特別で、どんな時間を過ごしていただきたいのか、考え、行動する。お客様に正直であること、感謝して働くこと。
当たり前のことですが、いろんな意味で続けることは難しいことです。
しかしマノワスタッフはこの気持ちで、、常に気合で、頑張っています。笑
ありがたいことに、「レストランマノワ」は今年で10周年を迎えます。10年間、変わらずお客様に愛されるお店で続けていられること、本当にありがたいことです。
裏側では、毎日重箱の隅をつつくような、細かいことまで怒られながら(笑)しかし、そんな細かいところがひとつひとつレストランにとって大切なことなんです。
完璧主義の中村オーナーの勢いについていくのは、容易いことではありませんが(笑)
すべては生産者の気持ちを考え、食材を大切に使い、お客様のためを思い、全力で取り組めるか、ということだと思います。
それが、レストランマノワというお店であり、またオーナー中村の教えです。
そんな小さなレストランから、こんな時代だからこそ、やれることを、変えられるチャンスがあるならば、やってみましょう。そんな提案です。スタッフ一同、やっていく覚悟です。
皆様、よろしければご協力のほど、よろしくお願いいたします。