2022年03月30日

【重要】持続可能な食の世界を目指して、北海道事業始めます。

毎日毎日、たくさんの情報がテレビやインターネットから流れて来ますが、コロナの2年間からやっと光が見えて来たと思ったら、ウクライナ問題。本当に凄い時代に生きているんだと毎日思います。

いつかワインでも飲みながら、振り返ってこの数年を語れる日が来れば良いと願っております。中村です。

今日はここ数年マノワが取り組んで来ました北海道事業がやっと始まりますのでご報告させて頂きます。

マクアケを使ってクラウドファンディングを募り、北海道森町の多くの方々、農水省の方々、マノワを支えてくださる多くの方々にご協力頂き、やっと完成しました。

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ジビエの解体場、食肉製品製造工場、製菓製品製造場の3つに分かれており、、、

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北海道道南地区で、今までは解体場が無かった為に、捨てられていた蝦夷鹿を自元ハンターから買い取り、地元ハンターの収益を向上し、道南地区の農作物被害の減少への促進、、、

そして、蝦夷鹿を有効活用し、ふるさと納税を使い北海道森町に還元する。

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マノワでも最高の状態の蝦夷鹿を持続的に多くのお客様に提供したり、現在も行っている、テリーヌやソーセージ等のジビエ製品だったり、今後は蝦夷鹿の革製品の製作、、、、

そして、ペットフード事業も今後展開して参ります。

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蝦夷鹿って当然ながら完全オーガニック食材であり、昨今の健康ブームもあり、これからさらに様々な場所で目にし、食する機会も多くなっていくと僕は考えております。

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今迄、ワインもシャンパーニュも小麦粉もホワイトアスパラもフォアグラもトリュフもガソリンも、、、、、

そのほとんどを海外からの輸入食材に頼って来た僕らフランス料理業界は、コロナの問題や、今回のウクライナ問題で多くの食材やお酒類の価格上昇の問題に直面しております。

だったら日本の牛肉食べるから良いよ!って思うかも知れませんが、その家畜の飼料は大半が海外の安い飼料に頼っている現状があります。その飼料の高騰により、日本の牛肉も当然ながら価格は上昇します。牛肉に限った事では無く、その全てが今の状況だと値上がりして行くと思います。

僕は常に食べる事は文化だと言って来ましたが、未来に繋がらなければ文化になりません。

既に東京のフランス料理店でフランスワインが飲めない状況になって来ている昨今、このままでは東京での飲食店は冷凍食品や人造肉だったり、インスタント食品に変わって行く世界がここまで来ているのをずっと感じております。

ちなみにマノワではジビエだけでも10種類近くあり、その全ての骨や肉や筋からそれぞれの出汁をひきソースを作っております。

僕がフランス料理業界に入った20年以上前はどのレストランでも出汁をひくのは当たり前で、それがお店の味の差になり、お店の個性になりました。最近ではお店で出汁を引かないお店も多く、冷凍の出汁やフランス料理の象徴であるソースでさえも業者から購入しているお店も少なくはありません。近い未来にフランス料理店で働いている若者はソースを作れなくなるんじゃ無いか?とさえ思いますし、そもそもフランス料理って言うカテゴリーが無くなるとさえ考えております。


市販品を購入し作る、フレンチの命とされて来たソースの味はみんな一緒で、お店の個性は無く、、、

 生まれた時から美味しいって言う味覚をコントロールされ、、、、

から揚げとハイボールが1番の幸せみたいな世の中を超えて、カップラーメンが1番の幸せって言う世界が来るんじゃ無いか?とさえ思っています。

決してそれが良い?とか悪いとかでなく、田舎に生まれ、幼少期から母親の手料理で育ち、父親と共に春には山に山菜取りに行って、夏にはイワナやヤマメを釣って、秋にはきのこ採り、冬にはハンティング、、、

そんな環境で育った僕にも、5歳になる息子がいるんですが、せめてその子供達世代全てを変える事は出来ないものの、息子がいつか大きくなった時に、僕が両親や多くのお客様から教えて貰った、、

食事をする事での幸福感は、何にも変える事が出来ない生きがいである


と言う事を続けて行ける未来であってほしいと願っております。


現在地球上で起きている環境問題について、、、

全人類がアメリカ人と同じ生活をすれば、地球があと7個必要なんだそうです。

いやいや、日本人と同じ生活しても4つくらいいるんですって。

アメリカ人も日本人も先進国の人間は、現在起きている地球環境問題の原因の一部です。

僕たち世代は、産まれた時にはありとあらゆる物が揃い、なに不自由ない物質社会に生まれてきました。

高度成長期である、戦後直後生まれの団塊の世代は、物質的な豊かさを求めて、ローンで車を買い、銀行から金を借りて家を買い、ボーナスでモノを買いましたが、私たち世代は全てが足りていて足りない何かを渇望できない世代、、、、、

言うならば、、、、

“渇けない世代”

なのだと思います。それはそれである意味で不幸だと思います。

自給率は先進国でも最低レベルなのに、毎年輸入するのと同じだけの食べ物を捨てています。

サステナブルということは現代には既に存在しません。

人間がなにかをすれば必ず何かを犠牲にします。

帰宅に車を使えばガソリンを消費し、エコ思想で乗り換えた電気自動車も通勤電車も発電のためのエネルギー負荷がかかります。

ならば化石燃料をやめて、全てが薪に戻れば山から木がなくなるでしょう。

電気がなければ2年で人類の70%が生きられず、もはや人類は生物ではなく電気製品となってしまいました。

究極のエコロジーは人類がいなくなることと言っていいでしょう。

全てが矛盾しています。

大きな矛盾をそれぞれに悩み抱えながらも、できることを懸命にやる。

使えるものは大切に使い続け、無駄を出さないシンプルな暮らし、まだ食べられるものは、様々な料理法を駆使して美味しく楽しく食べられるべきです。

本当に大切な事は、パッと見えない何かに思いを馳せるイマジネーションではないかと思います。


僕は常に言ってますが僕らフレンチ業界の人間は、毎日様々な食材を仕入れて、料理人のエッセンスを加えて調理して、多くのお客様に提供して生活しております。野菜、魚介類、お肉、ワインその全てです。

サスティナブルの話しを自分なりに理解しても、明日から食材を使わないで生活するなんて事は現在ではまだ、

不可能です。

だからこそ、マノワでは、極力マノワで使う最低限の食材は、自分ないし、両親が野菜を作り、山に入って、お客様の予約状況を見て、山にいる日本鹿と猿に先を越されぬ様に、春には山菜を採り、秋にはきのこを採り、仲間のハンターがジビエを仕留め、、、、、

親戚が果物やハーブ作ったり、生産者の元から直接魚介類を仕入れております。


ワインも同じです。

既に自社でシャンパーニュやブルゴーニュワインはオリジナルブランドを作り、自社で輸入しております。しかしながら、昨今のウクライナ問題やそもそも、ヨーロッパをはじめ地球全体での異常気象によって、今迄と同じ様にワイン作りが出来ない現状があります。

原油の高騰やウクライナ問題によって、自社で輸入してお客様に最高のフランスワインを1杯1000円でお出ししているマノワの現状は不可能に近づいております。

だからこそ、5年前から函館でのワイン作りを始めました。


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今年から函館でのワイン作りも本格的に始まります。

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僕の人生では足りない事は誰よりも理解しておりますが、未来僕が1番好きなピノノワールとシャルドネからなるブルゴーニュワインが函館でも出来、そのワインを大切な方々と、大切なお食事と共に楽しんで頂ける未来が来る事を誰よりも願っております。


理想的には、僕はマノワでお客様に提供する食材やワイン等を、必要な分だけ、全て自分で作ったり、育てたり、ハンティングしたりして、究極の持続化出来るレストランを目指したいと思います。

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もっともっと、たくさんの事が、自分の責任の中で出来、生産し、僕を育ててくれた、多くの常連さんや仲間たちや、、、、

もっとカッコ良く言うならば、未来の日本に、、、、、、

いや、世界に還元出来る世の中を常日頃本気で考えております。


最高の料理を最高のサービスで

と言う究極の目標に向かって、今日も寝る間を惜しんで、未来に向かって生きております!

今後ともレストランマノワを、そして未来の飲食業界をよろしくお願い申し上げます。

2021年07月14日

弾丸で北海道行って来ました。

スタッフのワクチン接種の為連休したのですが、僕は弾丸で北海道に出張行って来ました。

函館着いて先ずはワイン畑の視察に!

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 既におよそ、1、4haの土地に、様々な葡萄品種の苗を4000本植え、その函館の土地に何の葡萄品種が合うか、5年前からたくさんのデータ取って試しております。

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 ピノノワール、シャルドネ、リースリング、ケルナー、スチューベン、バッカス、、、、

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 もちろん僕は、ピノノワールとシャルドネで、未来函館でワイン作る気満々です(笑)

 そして、僕の知っているフランスワイン超えたいんです!泡もドンペリ超えたいんです!(ご批判頂かなくとも、誰よりもそれが、どんなに大変か存じております)

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 葡萄の苗植えてからワイン作るまで、長ーい時間がかかるんです。

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 当たり前ながら、僕だけの人生じゃ足りないんです。上手く行ったら未来の世代に引き継ぎたいと今から僕らチームは考えております。

 函館ワイン事業は、そんな時間も人生も楽しみながら、夢のある未来事業にして行きたいと夢見てます(笑)

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 ちなみに海の見えるこの土地は今年開墾し、葡萄を植えようと考えております。

 現在函館の3箇所で葡萄を栽培にチャレンジしております。

 続ける事が文化になると信じてます。

 僕は近い未来、今よりもっと函館が日本におけるワインの名醸造産地になると感じております。

 また詳しくは今度時間ある時にブログに書きます。

 このコロナの時代に、人生出来ない事なんて無いと、5年前に植えたピノノワールが元気に育っている姿を見て、頑張ろうって思うもんです。

終わり!

2021年05月30日

間も無くマクアケでのクラウドファンディング終わります。そしてここから始まります。

あと3時間程で、マクアケを使ったクラウドファンディングが終わります。

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北海道・森町にジビエの解体場並びに、食肉製品工場をマノワで作る目標に向けて、230人以上の応援購入してくださった方々、並びに、北海道森町の皆々様、リターンの為に協力して下さった生産者様並びに業者様、大日本猟友会の皆々様、農水省の皆々様、総務省の皆々様、全国のふるさと納税に関わる全ての全国の皆々様、地方自治体の方々、多くのマスコミ関係者様々、、、

応援くださりありがとうございました。

緊急事態宣言が明けましたら、ご挨拶にお伺いさせて頂きます。並びに皆んなの幸せが持続的に循環する、僕が考えている未来事業もプレゼンさせて頂きます。

元々捨てられているジビエを使って、皆んなが持続的に幸せになれる未来の構築を目指して、あとは僕が結果を出して行きます。

また、マクアケで応援購入頂いたリターンは、7月末迄にはお手元に、麻衣が手書きしたメッセージ葉書と共に届く様に致します。

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と言いますのも、チーズケーキや、ジビエ製品は、マノワラボの杉本都香咲や飯村が作り次第お送りさせて頂くのですが、今回の為に作った、マノワのオリジナルヴィンテージシャンパーニュがコロナの影響で世界的に物の流通が遅れており、まだ日本に届いておりません。

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6中旬以降にリーファーコンテナ船にて東京に届きます。今回1000本程のシャンパーニュを輸入しております。東京に届き次第、皆様にお届けさせて頂きます。

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尚、北海道事業の今後の進行状況はこのSNSやマクアケのサイト、マノワのブログ等でお伝えさせて頂きます。

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 今後とも皆々様よろしくお願い申し上げます。

2021年05月23日

北海道は最後のフロンティアというお話しの巻き!

昨日の北海道新聞にマノワが北海道・森町にジビエの解体場を建設する事が載り、各方面からたくさんの反響を頂き、改めて10年間続けて来たマノワが多くの方々に愛されているんだと実感致しました。

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改めて感謝申し上げます。

そんな中、今日は北海道のSハンターから最高のモリーユ茸が大量に届きました。

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そもそも、何故に?北海道?ってのは先日ブログに書きましたが、実は僕の父親の実家は今も北海道北見市にあります。

気が付いた時には既に僕の中には北海道がありました。

山梨県芦安の山の中で育って、父親の影響を受けて、様々な山を登り、高校迄はそんな山の中に住んでましたが、、、、、

北海道の大自然って圧倒的なパワーがあるんです。

ハンティングで北海道の山々を駆け回る様になり、北海道の山の中で、蝦夷雷鳥ハンティングをしていて、あまりにも蝦夷雷鳥の姿を見ないので、、、、

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 ふいに横目にある、ちょっとした小川には、イワナやヒメマスやオショロコマなどが普通に生息して、その辺の石をひっくり返して、そこに住んでいる虫を餌に簡単に釣れてしまったり、、、、、、

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そして、その数時間後には、知人の和食屋さんで釣った獲物がお料理になっていたり、、、、、

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また、ちょっとした池に籠仕掛けたら、たくさんのザリガニが取れたり、、、、、、


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今回のモリーユを代表する春のきのこだったり、、、、、

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この写真は去年の秋に採った、タマゴタケだったり、、、、

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そんな最高の食材が、庭先に普通に生えていて、物の数分でこれだけ採って、、、、、

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その数分後にはパスタになっている(笑)生えている環境なんです。


日本の場合、最高の食材があっても、北海道から東京迄の配送料金、そして、マノワで加工してお客様に届ける事を考えると2回配送料金がかかってしまい、どうしても商品が割高になってしまう問題があります。

僕は日本の食生活における、最後のフロンティアは北海道だけだと考えており、そんな最高の食材を北海道で加工し、北海道から全国に届ける事業を考えております。

そんな事、自分1人で出来る訳も無く、多くの自治体と協力して、自治体に雇用を産み、それぞれの産業にしようと考えております。
山梨県の田舎で育った僕には良く分かるのですが、そこにお住まいの方々は気づいて無い事が多いのですが、、、、
田舎にはまだまだ宝の山があり、その宝を使って、皆んなが幸せになる世界をマノワで作り、地元の方々に還元出来る世界を作って行きたいと考えております。

今は北海道って遠いってお思いの方々も多くいらっしゃると思いますが、その距離を超える、まだ見ぬ最高の食材があり、そんな魅力を今後も多くの方々にご紹介して行きたいと思います。

ちなみに僕はあと10年でその地理的距離の問題は解決出来る時代が来ると考えております。

Sハンター今日も最高の食材ありがとうございました。

今後とも末永くよろしくお願い申し上げます。

2021年05月21日

【終わりなき旅】北海道新聞に森町のプロジェクトが載りました。

今日の北海道新聞に、マノワが今取り組んでいる、、、

【北海道・森町にジビエの解体場と食肉製品製造の施設を作る】

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プロジェクトが載りました。

早速、早朝から多くの反響があり改めて心温まる思いと共に、ついにここ迄来たな?って言う覚悟の想いがあります。

マクアケで200人を超える応援して下さっている方々、マスコミ関係の方々、森町の皆々様、今後ともよろしくお願い申し上げます。

https://www.makuake.com/project/manoir/?fbclid=IwAR1o1f74a-Iymuq-hbhhkxVIh99EDIlZOs9Z3JnFz5j2kmsMiRyOCoTotnc

マクアケでのクラウドファンディングは、今月末迄行っておりますので、引き続きよろしくお願い申し上げます。

今日はそもそも、何故に?僕がこの北海道森町でとんでも無い借金を抱えても、ジビエの解体場を作るのか?をお話し致します。

先日の村上信五さんのラジオ番組でもお話ししましたが、僕、ミスチルの大ファンなんです(笑)

そもそものお話し、マノワをオープンした、2011年、そう震災があった年です。

今から10年前に出会った、森町のM師匠とU親分!

本当のお話し、貯金も無かった僕に、マノワと言うステージを無償で与えて頂き、森町の多くの方々をご紹介頂き、今も変わらず下手くそな僕にハンティングも教えて頂き、、、、

いただいたご恩をあげたらきりがありません。

その大きなご恩を、例えどれだけ壁が高くても、終わりなき旅になろうとも、まずは乗り越える事が、マノワのスタートラインになると、10年前のオープン時から僕は考えてました。



終わりなき旅:Mr.Children
作詞:桜井和寿
作曲:桜井和寿
息を切らしてさ 駆け抜けた道を 振り返りはしないのさ
ただ未来だけを見据えながら 放つ願い
カンナみたいにね 命を削ってさ 情熱を灯しては
また光と影を連れて 進むんだ

大きな声で 声をからして
愛されたいと歌っているんだよ
「ガキじゃあるまいし」自分に言い聞かすけど
また答え探してしまう

閉ざされたドアの向こうに 新しい何かが待っていて
きっと きっとって 僕を動かしてる
いいことばかりでは無いさ でも次の扉をノックしたい
もっと大きなはずの自分を探す 終わりなき旅

誰と話しても 誰かと過ごしても 寂しさは募るけど
どこかに自分を必要としてる人がいる

憂鬱な恋に 胸が痛んで 愛されたいと泣いていたんだろう
心配ないぜ 時は無情な程に 全てを洗い流してくれる

難しく考え出すと 結局全てが嫌になって
そっと そっと 逃げ出したくなるけど
高ければ高い壁の方が 登った時気持ちいいもんな
まだ限界だなんて認めちゃいないさ

時代は混乱し続け その代償を探す
人はつじつまを合わす様に 型にはまってく
誰の真似もすんな 君は君でいい
生きる為のレシピなんてない ないさ

息を切らしてさ 駆け抜けた道を
振り返りはしないのさ
ただ未来へと夢を乗せて

閉ざされたドアの向こうに 新しい何かが待っていて
きっと きっとって 君を動かしてる
いいことばかりでは無いさ でも次の扉をノックしよう
もっと素晴らしいはずの自分を探して

胸に抱え込んだ迷いが プラスの力に変わるように
いつも今日だって僕らは動いてる
嫌な事ばかりではないさ さあ次の扉をノックしよう
もっと大きなはずの自分を探す 終わりなき旅



何故?今回北海道・森町にジビエの解体処理施設を作ろうと思い、行動しているのか?をお話しさせて頂きます。

食べる事って文化

だと僕は考えております。

文化って、続かなきゃ文化にならないんです。

最近CMでもサスティナブルって言う言葉を目にする様になり、循環的な世界の構築に向けて多くの方々の視線が向けられており、多くの企業が行動してますが、僕ら飲食業界ってどうなんだろう?って、僕は常に考えております。

これから先、そこが飲食店を続けて行く事のスタートラインになると僕は考えております。

今回の北海道・森町でのジビエ解体処理施設建設迄のプロジェクトはそんな取り組みの始まりに過ぎません。

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そもそものお話し、たまたま幼少期、山梨県・芦安村で育った僕は、両親が日本で2番目に標高の高い北岳の山小屋を経営していて、、、、

そんな山の中に僕も高校卒業迄住んでおり、父親がハンターだったので、必然的に父親と一緒に山に入って、春には山菜とり、夏には魚釣りしたり、山登ったり、秋にはハンティングをし、、、、、

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また、北海道・森町には、僕が今よりもっと、ハンティングが下手くそだった頃から、ハンターでお世話になっているM師匠がおり、毎回師匠のご自宅に泊めて頂き、ハンティングを教えて頂き、、、、

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行く度に師匠の周りの方々をご紹介頂き、一緒にお食事して、お酒飲んで、たくさんのお話しをさせて頂き交流を重ねて来ました。

そんな中、マノワの常連様から、たまたま、この北海道・森町に2400坪弱の土地を譲って頂きました。

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そんな、たまたまって、そう人生で起こる事じゃ無いと僕は思います。

それは生きて行く上で、それは、必然であったと僕は感じております。

そう感じている人間は、多くの方々に幸せが循環出来る世界を作るのは必然で、もっと言うのであれば、地球に恩返しが出来る世界を持続化して作らなきゃならないと僕は考えております。

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人生って真っ直ぐに生きていると、多くの点に出会い、その点が線になり、環になって持続化する社会を構築して行くと思うんです。

僕は食は文化だと考えております。

僕の息子の世代にも食文化が続く様な社会をこれからも作って行かなきゃって思うんです。


また、北海道の解体場建設は引き続き、このブログやFacebook、Instagramで発信して行きます。もちろんクラウドファンディングなので、資金を集める事が目的ですが、、、、

それ以上に、今僕らが住んでいる、日本のジビエがどの様に扱われていて、そのジビエに携わるハンターや地方自治体の方々が、どの様な考え方を持って生活をしているのか?

そして、この解体場を北海道・森町に作る事によって、何が変わって行くのか?

その変化を、今後も多くの方々にお伝えして参ります。

コロナの時代、常に高みを目指す僕らフランス料理店は、飲食店だけの経営では既にスタッフの生活を支える、働き方を改革する事は不可能な時代になり、飲食店以外の所で何が出来るのか?が僕ら飲食業界を変える事に繋がります。

その何か?が、今回の北海道・森町でのジビエの解体施設の建設であり、ここから日本の飲食業界を支えるモデルをマノワでは作って行きます。

未来の子供達が希望を持って、空を見上げる、、、

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そんな時代を目指して今後もレストランマノワは東京・広尾で小さなフランス料理店を続けて生きたいと思います。

まだ僕も、ミスチルが言う様に、自分の限界なんて認めて無く、、、、

閉ざされたドアの向こうに、新しい何かが待っていて、、、、

いいことばかりでは無いと思いますが、もっと素晴らしいはずの自分を探して、これからも挑戦し続けていきたいと思います。

今後とも皆々様末永くよろしくお願い申し上げます。

レストラン マノワ 中村豪志