2023年04月25日

とげとげの道!

点と点の繋がりは予測出来ません。

あとで振り返って、点の繋がりに気付くのです。

今やっている事がどこかに繋がる、、、

あなたの根性、運命、業、なんでも構いません。

その点がどこかに繋がると信じていれば、他の人と違う道を歩いてても、自信を持って歩き通せる。

それが、人生に違いもたらします。


って言う、伝説のスピーチをご存じでしょうか?中村です。

https://m.youtube.com/watch?v=RWsFs6yTiGQ

もしご覧になった事が無い様でしたら、是非上からポチッとどうぞ!

このスピーチは、スティーブ ジョブズさんが、とある大学の卒業式に、生徒達に送った、あまりにも有名なスピーチです。当時、このスピーチを聞いた時とっても感動した事を今でも思い出します、、、、、、、

マノワは今年2023年新しい事業を本格的に始めます。

人生を変える程の巡り合わせってのを感じる事がたまにはあるのですが、、、、、

今回の巡り合わせは僕の人生だけで無く、もっともっと多くの事が変わる事を感じております。

北海道森町で駒ヶ岳が綺麗に見える最高の場所の5ヘクタールの農地でワイン作りを始めます。


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今迄の函館での取り組みに続き、森町でもゴールデンウィーク明けに、ピノノワールとシャルドネを植えて行きます。

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今回の事業にあたり多くの方々に大変お世話になった事を感謝致します。

皆々様今後ともよろしくお願い申し上げます。


未来、僕の世代を超えて、多くの方々にとって、幸せが持続する事業を目指します。


そして、北海道函館でワイン作りされている、ブルゴーニュのモンティーユさんとグランポレールさんのワイン畑に、ご挨拶を兼ねて見学に行かせて頂きました。

圧倒的なスケールと素晴らしい情熱を感じさせて頂きました。

1枚目から3枚目の写真のリラ仕立て(Y字が特徴的)のモンティーユさんの畑は日本にいる事を忘れる位の圧倒的な迫力を感じ、、

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4枚目から6枚目のグランポレールさんの畑は今回僕らも、北海道森町にて同じ仕立てにしようと考えており、非常に勉強になりました。


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またグランポレールさんの貴重な余市のワインも試飲させて頂き、非常に有り難かったです。


Yさん、Nさん貴重なお時間頂戴しありがとうございました。また勉強させてください。

そして、7枚目から9枚目の写真は、去年多くのお客様に植樹のお手伝い頂いた、函館と大川のワイン畑の現在の状態です。

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おかげさまで、すくすくと育っております。

あまり知られておりませんが、葡萄って植樹してから三年は葡萄は実らないんです。

ワインになる迄には、まだまだ多くの時間と労力が必要です。

そうそう、TikTokで知ったBISHの方々の名曲といろいろ重なるなぁって最近は良く思います。

歌:BiSH
作詞:リンリン
作曲:松隈ケンタ

どんなとげとげな日でも 息してれば 明日は来るんだし

泣いた後に 咲くその花は so beautiful beautifulさ

どんなとげとげの道も 僕らは乗り越えていくんだし
困難裂いて 過去は忘れ 晴れた明日へと 行こうぜ

嫌なことばっかで 記憶に居座る グレーな日々よ そう もうくんな

どんなとげとげな日でも 息してれば 明日は来るんだし
泣いた後に 咲くその花は so beautiful beautifulさ

どんなとげとげの道も 僕らは乗り越えていくんだし
困難裂いて 過去は忘れ 晴れた明日へと 行こうぜ




東京の広尾でたった14席しか無いフランス料理店でも、ここまで出来るって言う事を今後も続けて参ります。

僕は人生は、、、

【やるか?やらない?】
かの2つしか無いと思うんですよね?

やれるチャンスがあるのであれば、やろうと思いますし、、、、

東京にいれば、そのスタートの【点】がたくさん転がっています。

その点に気づくか?気付いたらどうするか?

 1つ知って生きて行く人生より、100個知って生きて行く人生の方が僕の人生には合っている気がするんです。

今後とも皆々様ご協力よろしくお願い申し上げます。
#マノワ #マノワラボ #中村豪志 #函館ワイン #函館モンティーユ#グランポレール #北海道森町での挑戦
posted by マノワ at 13:13| ワインのお話し | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2023年01月21日

【期間限定20%OFF】今まさに飲み頃のブルゴーニュの白、赤ワインセット 2017年ヴォルネィ 2020年シャルドネ(各1本ずつ計2本)のご案内

【期間限定20%OFF】今まさに飲み頃のブルゴーニュの白、赤ワインセット 2017年ヴォルネィ 2020年シャルドネ(各1本ずつ計2本)8,800円

 ご注文はこちらからお願い致します。

https://www.manoir-wine.com/


 ここ最近のフランスワインの高騰ぶりは凄まじく、これから先フランスワインが飲めなくなるんじゃ無いか?との心配すら漂う今日この頃、、、、

 マノワでは自社でシャンパーニュとブルゴーニュワインを輸入しておりますが、コロナやウクライナ情勢の問題もあり、3ヶ月間位ワインの在庫が無くなると言う異常事態に陥ってました。やっと潤沢にワインの在庫が揃いましたので、今回は期間限定で今飲み頃のマノワのオリジナルワインの2017年ヴォルネィと2020年シャルドネを20%OFFでご案内いたします。

是非熟成したブルゴーニュの赤ワインとイキイキとしたシャルドネをお楽しみくださいませ!

★2017年 ヴォルネィ
★2017 Volnay
【品種】ピノ・ノワール100%
【産地】ブルゴーニュ

ヴォルネイは、コート・ド・ボーヌの高地にある村名アペラシオンの1つで、北をポマール、南をムルソーとモンテリーに挟まれた所に位置しており、コート・ド・ボーヌには赤のグラン・クリュ(特級畑)に認定されているのはコルトン1つだけですが、ヴォルネイには、30のプルミエ・クリュ(一級畑)があり、コート・ド・ボーヌでコルトンに次ぐ偉大な畑があるのがポマールとヴォルネイです。

ポマールのワインは、非常にタンニンが豊富でしっかりとした骨格のある男性的なワインが多く造られるのに対し、、、、

ヴォルネイは「コート・ド・ボーヌの女王」と称されるほど、とても柔らかなタンニンとエレガントさのある味わいの女性的なワインが造られています。

ヴォルネイのワインの特徴は、ブルゴーニュの中でも最も女性的と表現される程、エレガントな美しい香りと、繊細な味わいの中に力強さも秘めたワインです。

若いうちはチェリーやラズベリーなどの赤系果実にスミレの繊細なアロマがあり、熟成するごとに熟したプルーンやブラックベリー、クローヴなどのスパイス香が加わり、口当たりは、若いうちから非常にまろやかで控えめな印象でありながらも、美しいタンニンとミネラルが生き生きと口の中に広がり、後に心地良い余韻が残るすっきりとした味わいで、複雑さと繊細さの両方を持ち合わせています。

官能的で女性的なスタイルの優雅な味わいのワインになります。

今考えると2017年以降は地球温暖化の影響なのか?非常に暑くなり、2017年の様な綺麗な酸のある熟成したワインは少ない様に感じております。

2016年は収穫にたどり着くこともままならない程葡萄の収量が少ない状況だったので、どのワイナリーも気を抜くことができなかった。でも17年は収量が多かったヴィンテージ。

今まさに1つの飲み頃を迎えているブルゴーニュの熟成赤ワインです。


★2020年ブルゴーニュ シャルドネ
2020 Bourgogne Chardonnay Vieille Vignes
【品種】シャルドネ100%
【産地】ブルゴーニュ

ヴィンテージ2020は、とても特異なヴィンテージ だという。発芽から収穫まで、歴史的な早熟でした。
 最終的に得られたワインは、多くの生産 者にとって並はずれたもので、素晴らしいワインが出来上がりました。

コロナの影響でロックダウン中の3月中旬、フランスは好天に恵まれました。この好天は9月中旬まで続きました。ぶどう樹はこの好天の 恩恵を受け、発芽時から、3週間は早かった。この早さは収穫の時まで維持され、マコネ/ Mâconnaisでは、 8月12日に収穫が始まりました。

花穂の着生もとても早く、豊かな収穫量が期待されました。夏の気温は上がり、同時に降水量が不足したので、 水分不足を引き起こしましたが状況は区画により異なりました。

 この水不足の状態が、凝縮を生み出し、それどころか太陽に向いた側のぶどうは、日焼けが起こりました。2020年はかつてないほどに、ブルゴー ニュの多様性を映し出しました。

  アペラシオン単位、あるいは同じアペラシオンの中でさえ、開花の時期と同様に、恵みとなったにわか雨が降ったかどうかで、ぶどうの成熟にはずれが見られました。このため、 収穫日を決めるためには、冷静さと、まさに忍耐が必要でした。その一方、ぶどうの衛生状態がとても満足の いくものであったので、醸造は容易に進みました。雨が降らなかったので、病気はほとんど無く、選果台で は、日焼けしたぶどうを取り除くだけだった。

 この2020年ヴィンテージは特別な条件により、いまだかつてない、かなり独特のバランスが生まれたといえます。そこはかとない豊かさがあると当時に、心地よい張りもある。

 白も、赤も、2020年は長期熟成向きの偉大なヴィンテージだと僕は思います。

白ワイン
白ワインは果実味が豊かで、アロマの素晴らしい複雑さを表し、良い酸味がある。
夏が暑かったが、とても良いバランスのワインに仕上がりました。

 このバランスは、オーソドックスな爽やかさにもたらされたもので、ブルゴーニュのヴィンテージへの期待に添うものだと思います。
 
〜Sélection Manoirとは〜
「マノワ」オリジナルワイン。オーナーソムリエ中村豪志自らフランスへ赴き、真摯に取り組む優良生産者と交流を深め、畑を視察し、試飲を重ね、ワインをセレクト。どのアイテムも自信を持ってお薦めできる高品質なブルゴーニュワインです。
posted by マノワ at 21:55| ワインのお話し | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2022年08月10日

夏のワイン販売🍷

昨今のフランスワインの値上がりは異常な状況ですが、今年の冬にはもうひとランクの値上げが予想されます。

マノワでは、多くの方々にフランスワインの魅力を知って頂きたいと言う思いで、マノワのオンラインショップでリーズナブルに販売しております。

https://www.manoir-wine.com/

ご興味ある方はこちらからポチッとお願い致します。

【真夏にキリっと!白ワイン二本セット 5,500(税込)】

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今年の夏も暑いですね?
そんな猛暑日にビールも美味しいですが、やはり冷房の効いた涼しい部屋で贅沢にキリっと冷えた白ワインを飲みたいと思う方も少なくないと思います。

コロナの第7波の影響や、暑過ぎる日本の夏で、家から出たく無い方々も少なくないと思います。

そこで今回は、自宅で気軽に飲んで貰いたい、白ワインを2本セットでご紹介させて頂きます。


ブルゴーニュのアリゴテ、ローヌのルーサンヌ、マルサンヌのキリっとした白ワイン二本セットを業者様のご厚意で非常にリーズナブル且つ高コスパにご紹介致します。

商品説明
★2018年 ブルゴーニュ・アリゴテ・アン・オヴォンヌ (ジャン・フルニエ)
2018Bourgogne Aligote En Auvonne( Jean Fournier)
【品種】アリゴテ 100%
【産地】ブルゴーニュ

〜Domaine Jean Fournier~
マルサネの中でも、 最も古いドメーヌの一つであり、その歴史はルイ13世時代の17世紀まで遡る事が出来ます。父の代からのビオロジック栽培を進化させ、ビオディナミによるワイン造りに移行し、自然への尊敬の念と共存している、素晴らしい次世代を担う若きヴィニュロンです。

そんな素晴らしい生産者が手掛けるアリゴテは夏みかんやマイヤーレモンを思わせる柑橘の綺麗に熟した皮やエキス、少しの蜜や乳酸のまろやかさ、徐々にミネラルのスモーキーさや甘さを抑えた柑橘のタルトを思わせるような香ばしさと香り豊かさが感じられます。

味わいにも、一口目から充実した風味が感じられ、滑らかな質感の中に柑橘のエキスやコンフィのようなナチュラルかつ旨味が閉じ込められた印象に、中盤からはミネラルがさらにその風味を豊かに支え、なんとも魅力的な味わいが長く続きます。

アリゴテは酸がしっかりとしており、エレガントな印象のワインですので和食との相性も抜群です。レモンやライムの香りに加えミネラル感もあるので、すだちなどをかけ塩でいただく天ぷらやお刺身等にあわせるのも非常にオススメです。

輸入元 テラヴェール株式会社

★キュセックブラン ティエリー アレクサンドル
Cul Sec Vdf Blanc (Thierry Alexandre)
ワイナリー名 ティエリー アレクサンドル
商品情報 マルサンヌ ルーサンヌ
内容量 750ml
品種 マルサンヌ ルーサンヌ
産地 フランス・コート デュ ローヌ
カテゴリー AOC
タイプ 白
発送温度帯 常温
備考 ラベルにヴィンテージの表記はございません。(基本的に2018年の葡萄)

暑くなって来るとフランスの南の白ワインを飲みたくなって来るもんです。
フランス南のコートデュローヌを代表する、ルーサンヌとマルサンヌを主体とした白ワイン。ローヌを代表するティエリー アレクサンドルが作る白ワインは、南仏独特のふくよかさとリッチ感を纏いながら、非常に余韻の長い辛口となっており、透明感のある淡いイエロー レモンとグレープフルーツにハーブが混ざる、爽やかな香り。 味わいの果実もレモンとグレープフルーツ。 しっかりと旨味のある果実み。 酸味が豊かで少しの苦味も良いアクセント。 優しい味わいなのに余韻が長いのが印象的。 爽やかで伸びやか。 エレガントな味わいのワイン。
是非、鶏肉や豚肉のソテーや生姜焼きなど、様々なお料理と相性良いと思います。

輸入元 テラヴェール株式会社
#マノワ #マノワラボ #テラヴェール #アリゴテ #ティエリーアレクサンドル #ジャンフルニエ #真夏のワイン


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最近では村名のピュリニィモンランッシェですら、日本では見る機会がめっきり少なくなくなった、、、

ドメーヌ ルフレーヴ!

今回のご紹介はそのドメーヌルフレーヴのマコンヴェルゼです。

現在ではまだ国内でも在庫を見かけますが、数ヶ月後にはこのマコンすら手に入らない状況になると思います。

ご購入はこちらからお願い致します。

https://www.manoir-wine.com

【商品説明】
ブルゴーニュのピュリニー・モンラッシェ随一の造り手がドメーヌ・ルフレーヴであり、全ブルゴーニュの白ワインにおいても最高の造り手といっても過言ではない生産者です。

そのドメーヌ・ルフレーヴが、ブルゴーニュ/マコネの所有畑から収穫したブドウを、現地で圧搾し、ブルゴーニュ/ピュリニー・モンラッシェにある醸造所で仕込み、熟成。

こうして造られらたワインには、Domaineに「s」をつけて、「Domaines Leflaive」としてリリースされます。

マコン・ヴェルゼは、シャルドネを得意としているルフレーヴがマコンで手掛ける白ワイン(AOCマコン・ヴェルゼ)。
原語表記:
Domaines Leflaive Macon Verze[2020]

ワイン生産地: フランス/ブルゴーニュ/マコネ
品種: シャルドネ100%
容量: 750ml
ワイン分類: スティル ワイン
色: 白ワイン
甘-辛: 辛口
#マノワ #マノワラボ #マコン #マコンヴェルゼ #ルフレーヴ #ドメーヌルフレーヴマコンヴェルゼ #ドメーヌルフレーヴ
posted by マノワ at 20:14| ワインのお話し | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2022年04月21日

【限定本数・送料込】BOLLINGER R.D. 2007年  35,000円

【限定本数・送料込】BOLLINGER R.D. 2007年  35,000円

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4月からのシャンパーニュのとんでもない値上げに驚いているシャンパーニュラバーは少なく無いと思います。

ドンペリやクリュッグ、クリスタルなども飲めなくなる日々もそう遠く無いと思います。

そんな中、正規輸入元のアルカン様のご厚意で、ボランジェのプレステージシャンパーニュの2007年RDを特別価格でお分け頂きました。

https://www.manoir-wine.com

ご注文はこちらからお願い致します。

RDの商品説明

過去1世紀のシャンパーニュ地方の歴史の中でも記録的な早さで収穫時期が訪れた2007年は、R.D.にふさわしい優れた品質のブドウが生産された年でした。

フルーツ、ブリオッシュ、そしてハチミツの奥に香る鮮烈なスパイスのアロマと、並外れたフレッシュさのコントラスト。この躍動感に満ちたシャンパーニュがもたらす味わいは、唯一無二の体験です。

グラスの中で強い黄金色の煌きをたたえる泡は、躍動的な輝きを放ちます。

さまざまに表情を変えるスパイシーなアロマからもダイナミックな躍動感が感じられます。
ホワイトプラム、クルミ、アニスのクリーンで快活な味わいも弾むような躍動感にあふれています。そのフレッシュさは、美しく、素晴らしいテンションが感じられます。

【アッサンブラージュ】ピノ・ノワール70%、シャルドネ30%
【クリュ】14のクリュのブドウを使用(グラン・クリュ91%、プルミエ・クリュ9%)
【輸入元】アルカン

R.D.という名の伝説の誕生【マダム・ボランジェ】

戦時下のフランスで寡婦としてメゾンを守り抜いたマダム・ボランジェは、戦後の厳しい環境に置かれながらも、時代の一歩先を行く大胆な挑戦を好む女性でした。

1960年代の半ば、多くのシャンパーニュ・メゾンがユニークな形のボトルの開発に勤しんでいた頃、マダム・ボランジェは、「ワインそのもののクオリティこそが、ボランジェのプライドである」というゆるぎない信念で、独自のシャンパーニュのスタイルと味わいの開発に力を注ぎました。そして、彼女の閃きから生まれたR.D.は、後のシャンパーニュ業界に偉大な影響を与える伝説的な存在となったのです。

オールド・ヴィンテージが流行していなかった1967年、デゴルジュマン(澱抜き)したばかりの1952年ヴィンテージを販売するというマダム・ボランジェのアイディアは驚きをもって受け止められました。「最近デゴルジュマンした」という意味のフランス語「レサマン デゴルジュ」と、デゴルジュマンの日付をラベルに表示するという大胆なアイディアによって、R.D.のユニークなスタイルは、ボランジェのシャンパーニュとクラフツマンシップの象徴として知られるようになりました。

R.D.のルーツへのオマージュ

ボランジェR.D. 2007年ヴィンテージのラベルには、初のR.D.としてリリースされた1952年ヴィンテージのラベル素材とデザインを採用しました。メゾンが保管していた当時の“1952フォント”を復活させ、フロントラベルにデゴルジュマンの日付を印字しています。

“R.D. 2007年ヴィンテージは、シャンパーニュ造りに真摯に取り組むメゾンの姿勢と、
厳しい時代にボランジェの発展を支えたマダム・ボランジェのヴィジョンを体現する逸品です。

積み重ねてきた熟練の技によって、オーセンティックなワインを追求するという我々の信念そのものなのです。R.D. 2007を口に含んだ瞬間に感じる圧倒的なフレッシュさと鮮烈でスパイシーなアロマのコントラスト。ワインを愛する皆様に、新たなシャンパーニュ体験をお届けします。”

シャルル・アルマン・ド・ベルネ
シャンパーニュ・ボランジェ、ジェネラル・マネージャー

#マノワ #シャンパーニュ好きな人と繋がりたい #シャンパーニュ #ボランジェ #rd #2007RD#最高のシャンパーニュ
posted by マノワ at 19:03| ワインのお話し | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2022年04月07日

今日のブルゴーニュの状況!

今知人がブルゴーニュにいるのですが、今ブルゴーニュの畑はこんな状態になってます。
幻想的な景色じゃん?ってお思いの方々もいらっしゃると思いますが、僕らソムリエ達はこの異様な光景に違和感を感じます。

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僕もコロナの影響で3年近くブルゴーニュに行けて無いので、、、

知人Mさんの投稿で、多くの方々にも現在ブルゴーニュに起きている地球規模の変化を知って頂きたく投稿致します。

ちなみに写真の畑はかの有名な、モンラッシェの畑です。

予備知識として、簡単にお話しすると、僕の東京の自宅でも最近では春を感じ、ピノノワールとシャルドネの苗木に蕾が出てます。

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この蕾が育ち花を咲かせ100日後(最近では地球温暖化の影響で90日位)に葡萄になります。

しかしながら、その昔では考えられなかったのですが、近年この時点で霜がおります。そうすると蕾もろとも凍ってしまい、秋に葡萄は実りません。

ちなみに、フランスワインは例え雨が1滴も降らなくても、水を撒くのを禁止されています。

以外に知られていないのですが、第3国で作るワインにはそんな法律は無いので、じゃぶじゃぶお水撒いて、逆に積み採った葡萄ジュースの水の成分だけを抜いて、たくさんの樽のニュアンスを加えて、非常に濃いワインを人為的に作る事は可能ですが、フランスワインでは難しい現状がそこにあります。

★だからこそ、その年に作ったヴィンテージの記憶が大切なんです。

★だからこそ、人の力で自然の摂理を超える事が難しいから、フランスワインの生産者は、日本人が好きな【何年は良いヴィンテージです?何年は悪いヴィンテージですか?】って言う質問には困惑するんです。

★だからこそ、フランスワインに【良いヴィンテージ?】【悪いヴィンテージ?】って言う言葉は存在しないと僕は思います。

★★だからこそ、フランスワインは孤高の存在なんです。

★だからこそ、フランスワインを飲む時は、それらを分かって飲む時代に入ったんだと僕は思うもんです。

決して、レモンサワーと同じ感覚で飲んで貰いたくは無いんです(まだマノワでは同じ値段で飲めますが、、)

っで、その予備知識を踏まえた上で、これ以下はMさんからの現在ブルゴーニュで起きている現状の報告です。

朝4時に起きると送風機の音、煙の匂い。今まで見てきたブルゴーニュの畑とは違う異様なものを感じてピュリニーモンラッシェの畑に行きました。

気温はマイナス1度。霜が降りないように畑で火を焚き、送風機で風をつくって畑全体の温度を上げます。

生産者に聞くと、今の段階では芽吹いてないから何もしなくていいという人もいれば、このような対策をする人もいて、意見が分かれるところのようでした。

もちろん環境によくないと言って静観する人もいます。

霜自体は去年も降りていて、今年の霜は去年より1週間早いみたいなので、去年よりは収穫に影響はしないだろうとのことでした。

一見すると幻想的で綺麗ですが、生産者にとってはとても悲しい出来事です🙇‍♂️

ちなみにですが今回の霜はもちろん場所によりますが、フランス全土に降りているそうです。

地球温暖化の結果、寒気が押し込められて、その蓄積した寒気が何かの拍子に流れてきて、急速に冷えることが起こるそうです💦

温暖化の結果、夏はめちゃくちゃ暑く乾燥、それでいて雨は降り出すと止まらなくなるなど、様々な影響が出ております🙇‍♂️

ちなみに写真の畑はモンラッシェです。資金力のあるトップドメーヌはこのようにお金をかけて畑を守ることができますが、そのほかのドメーヌやお手頃な価格のワインを作っているような地域は、こういった霜害を防ぐことは難しくあります。

ちなみにですが、この日ルロワはヘリコプターを飛ばして、霜が降りないよう上空の空気を攪拌していました。

僕も日本のお茶畑で霜の被害を防ぐために、大きな扇風機みたいので、地面近くの空気を攪拌するマシーンを見た事がありますが、ヘリコプター🚁使って攪拌するって言う考えは全くありませんでしたが、それを踏まえ、昨今のブルゴーニュワインの値上がりやそれに伴う地球温暖化の影響などを考え無くてはならないと、この春の季節に考えるもんです。

毎度言いますが、凄い時代に生きているんだと日々思います。

だからこそ、僕は日本で未来にもワインを飲める様に、函館でワインを作るんです。
#マノワ #ピノノワール #シャルドネ #ブルゴーニュワイン #ワイン好きな人と繋がりたい #フランスワイン #地球温暖化 #地球温暖化の影響がここにも #もうフランスワインが飲めなくなる日も近いと思うんです
posted by マノワ at 14:48| ワインのお話し | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする