2020年02月15日

毎年2月15日を迎え思う事!

昨日から、マノワに新しいスタッフが1人入りました!

神諭(じんさとし)実は先日北海道・函館にハンティングに行って来た時に函館でナンパして来ました(笑)人生で北海道から出た事が無いそうなので、とりあえず1ヶ月間は青木と共同生活です!中々壮絶な人生を歩んでます!

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 彼は、30歳なのですが、今迄料理経験は一切ありません。

 生きて来た人生の中で、立ち止まって、自分の人生を振り返り、30歳になって今自分が何をしたいか?自問自答したそうです。北海道の公務員で、世間一般に言う、安定した人生を生きて来ましたが、ひょんな事で、函館にハンティングに来ていた僕とたまたまオシャレハウスで出会い、住む場所も無いのに、そのままマノワで働いております(笑)

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 僕もマノワのスタッフも、皆さんも、まして同業者の方々は思うでしょう?

 99%無理だと!

 30歳からこの業界を始める事がどー言う事なのか?

 多分!本人が1番覚悟してるでしょう?とりあえずは1ヶ月だけマノワで働きます!

 でも、このブログお読み頂いている方々に聞きたいのですが、、、、

人生好きな仕事して生きてますか?

 そもそも、好きな仕事ってなんなんでしょう?好きな事ってなんなんでしょう?そして、好きな人って誰でしょう(笑)それを分かっていたとして、そんな生き方してますか?

 でも僕ら業界は純粋に分かり易い業界だと思います。

 料理が好きか?ワインが好きか?何より、人が好きか?
 だと41歳の僕は思うんです!

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 数日前が、東京で働く初日だったので、、、、

 人生でドンペリ飲んだ事が無いと言うので、ドンペリで皆んなで乾杯!
 しかし、華が無いですね?男比率が高くなりました(笑)

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ブログによく書く、ハンティングは、、、、、、

僕にとって9年目の猟期が、2月15日で終猟しました。

「9年もハンティングやっていると、もうベテランだろう?」

などと狩猟の事を知らない人から尋ねられたりしましたが、まだまだヒヨッコであることは自分が重々分かっています。

マノワの定休日は、月曜日で、基本的に休みの月曜日しか出猟できません。

それに対して、ハンティングを教えていただいている、ベテランハンターの方々は、キャリアが30〜40年以上ある上に、定年退職などで「さぁ、気兼ねなく山を駆け回るぞ!」と、毎日のように出猟されている方々ばかりなのです。

僕の方が年齢的に体力はあると言えど経験値は低いし、差は開く一方と言えます。

それに毎日のように、狩猟犬と出猟されている、先輩ハンターの方々の方が体力もありそうだし・・・(笑)。

猟期の休みの日は、ほぼすべて出猟。

ゆっくりと休む暇もなく、平日は仕事をし、家の用事は片付けられないまま山積(妻には申し訳無く思っております。)

そのうち息子が大きくなったら、【おじちゃんまた来てね!】って言われる様になるんじゃないか?と思います(笑)

同じ年頃の人々が、ネオン煌びやかな夜の繁華街に繰り出して行くのを横目に、たまに光の浴びる山に行ったかと思えば汗と泥と血にまみれる生活。

一般の方から見ると不可解な事なのかもしれません。

しかし「それで幸せなの?」と聞かれれば、胸を張って、、、、、

「幸せです!」と答えます。

だって41歳になって、こんなに夢中になれることが、まだまだたくさんあって、世代を超えたたくさんの仲間達がいる事がかけがえの無い、贅沢の様に思います。

それにもう一つ「良かった」と思うことがあります。

先に述べたように、41歳で、9年経験しただけなんて、ハンターとしてヒヨッコです。

また、フランス料理の世界では、20歳に代官山のラブレーの、山田さんに拾って貰ってから、東京のフランス料理店のみの、サービスをやって来て、21年になります。

世間一般では「高齢者」と言われるような方々が、バリバリと現役で山を駆け回り、たくさんの知恵と経験を授けていただけます。

また、ラブレーの山田さん始め、フランス料理業界の先輩や、仲間達から、毎日刺激を貰っています。

そして、20歳の頃から、フランス料理店にお越し頂いている、お客様には、息子の様に可愛がって頂いている方も多くいらっしゃり、、、、、、

今ではもう飲めないワインや、フランス料理を、惜しげも無く20歳の頃から勉強させて頂きました。

「人間力」という言葉が自然と浮かんできます。

僕達が、社会生活を暮らす上で、触れ合う数人の「肩書き」というものなんかに頼り切って、威張り散らしている人たち。

この人たち、「肩書き」というものがなくなったらどうなるんだろう?

山を歩き、野生動物と対峙し、先達から教えを乞う。
そんな事をしていると生命体としての、自分の小ささや弱さを考えずにはいられません。

経営者になっても、気持ちは、「一兵卒として頑張ろう!」って思います。

毎年、新人が入って来る4月!また新しい4月を迎え、、、、、、

フランス料理の仕事やってて良かった!って感じる、今日この頃です。

最後に、、、、、

このブログを読んで頂いている、多くの新人達や専門学校生に、、、、

僕は、山梨県の田舎から、高校を卒業して、東京の国立にある、辻調理師専門学校に行き、その後、辻調理師専門学校のフランス校に行き、代官山のラブレーに就職し、フランス料理界に入りました。

マノワにも先日から中途採用の料理人が入り、4月には辻調理師専門学校の卒業生が更に入社致します。

今は、未来に向けて、夢いっぱい持って、やる気に満ちて、就職するはずです。

しかしながら、厳しいお話、あなた方が、思い描いている、世界はそんなに甘い世界ではありません。

ゴールデンウィークまでに、同じフランス料理業界に入った、半分以上の同期が辞めていきます。

もちろん、僕らだけの業界に限った事ではありませんが、現実のお話しです。

新しい環境に入って、生活も変わり、毎日、先輩に怒られ、帰ったら、寝るだけ!いつの日か、入社時に思い描いていた、夢や希望を、自分に都合の良い方向に解釈し、最終的には、違う世界に行く若者も少なくありません。

マノワでは、辞めたいって言うスタッフを止めはしません。若ければ、若いほど、無限の未来の可能性がありますし、大学を受けて、違う職業に就いた方が、未来で幸せになっているかも?しれません。

お世辞抜きにして、辻調理師専門学校の授業費はすこぶる高いです。僕は3人兄弟なのですが、公立の大学を卒業した、兄弟より、授業費は高かったと思います。

辻調理師専門学校に通っていた当初から、フランスには行きたかったので、八王子の方にある有名和食店の、3人部屋の寮に入り、昼間は学校、夜は和食店、休みの日も和食店で働き、辻調の学費を少しづつ両親に返還してました(全く足りませんが、、、)

その後行ったフランス校は、今振り返っても、天国の様な環境でしたが、東京に戻って来て入ったフランス料理業界では、何度も辞めようと思ったもんです。

ただ、僕の場合、フランス料理を目指す上で、高校時代から、自分で決めた目標がありました。

【30歳までに、自分の実力で、東京でフランス料理店を独立する】

と言う事でした。何のコネも無ければ、両親がお金持ちでも無く、ただ、この目標に向けて誰にも負けない自信だけしかありませんでした。

辞めたいって思うたびに、この目標と、辻調理師専門学校の学費を出してくれた両親の顔が常に思い浮かびました。

1人暮らしを始めて、冷蔵庫の中の食材は、誰かが買わないと入って無いんだな?って言う当たり前の事から、親への感謝の気持ちを感じるはずです。

僕は今だに、両親に辻調時代の学費を、ちょっとづつ、返還してますが、フランス料理の仕事をして、自分で稼いだお金で、辻調の学費を払う事が、いかに大変か、そのうち気がつくでしょう!

僕は、代官山のラブレーの山田さんに初めに言われた言葉があります。

【山本有三の路傍の石にもある様に、石の上にも3年だぞ!】と言う事!

先程もお話しましたが、1番初めに入ったお店で、少なくとも3年続かないと、この業界では続けて行けないと思います。まして、ゴールデンウィークまでも続かないのであれば、親に謝って、違う職業を探した方が良いと思います。

また、3年続いても、また、違う壁にぶつかります。その辺の話はまた今度話すとして、、、、

自分が入社時に思い描いていた、未来を忘れずに、常に人材不足のフランス料理業界を盛り上げて行って欲しいと思います。

東京には、田舎にいるより、若いうちには、とくに、多くの点が落ちています。ただ、その点に気付けるのは、自分自身の人間力次第だと思います。

新人の皆さんには、今、この時点がであり、この点はいつか大きな点に繋がると思います。

 先の話、料理が好きで、自分が選んでこの料理業界に入って来たんですよね?

 30歳から料理人を目指す人生もある中、皆さんの多くは20歳位でこの業界に入ります!その事がどれだけ恵まれているか?今は1%も分からないと思いますが、99%の後悔を持って長い人生生きるより、好きな事選んで働く人生を選んだ多くの若者達にたくさんの期待とエールを贈りたいと思います!

 っぁ!マノワでは料理経験0でも常にスタッフ募集しております(笑)

 全ては何事も本人のやる気だと思うんです(古いか?)

 好きな事して生きて行ける人生程恵まれた人生って無いんだと昭和生まれのおっさんは思うんです!

 終わり!
posted by マノワ at 00:10| 僕の生き方のお話し! | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする