先週水曜日、マノワを急遽お休み頂いたのには訳があります。極寒の中、北海道に視察に行って来ました。いつも通り、超スーパーハードスケジュールです(笑)
火曜日のディナーは当然ながら営業し、そのまま、お客様と飲みに行きそのまま寝ずに、羽田空港へ、、、!
火曜日のディナーは当然ながら営業し、そのまま、お客様と飲みに行きそのまま寝ずに、羽田空港へ、、、!
釧路空港に9時30分ごろ着きそのまま、北海道阿寒のジビエの解体処理施設へ、、、、!
正直言って、全国様々な解体処理施設を視察に行きましたが、この北海道の施設は、後ほども書きますが、別次元です。
先ずは、阿寒で蝦夷鹿をしっかりと学習します(笑)

そして、場所を阿寒の商工会議所に変えて、地元蝦夷鹿を使った、加工品の数々を試食させて頂いて、今度は、知床半島を目指します!途中食べたお弁当は、もちろん、、、、、、
地元の蝦夷鹿弁当!

1500頭⁉️
阿寒と知床合わせて3000頭以上?
施設の方々もおっしゃってましたが、、、、、
この施設は、ハンティングの延長線上では無くむしろ、漁業に近いと言うお話し!
僕らがやっているハンティングが、大間の1本釣り漁法だとしたら、ここは、巻き網漁法だと思います。
山の中を網で囲い、餌でお引き寄せて、生け捕りします。蝦夷鹿も馬鹿じゃないので、こう言った罠には入らない様に学習します。人間の入れないエリアに逃げたり、そもそも、罠に入らなくなります。
だからこの辺の蝦夷鹿は近年少なくなり、最近では稚内の方まで取りに行くんだと言う事です。まるで、昨日のガイアの夜明けのマグロみたいなお話しですが、本当のお話しです。でも、北海道全体で見ると、蝦夷鹿の生息数は減っていないそうです。
じゃーその後、この1500頭の蝦夷鹿はどうなるのか?
ここから先は流石と言わざるを得ない程、最高の状態でお客様迄たどり着きます。
先ず、僕らもこのクリーン室を通り、髪の毛1本も、雑菌の洗浄もして、解体場に入ります。

先日の千葉県の解体処理施設もそうですが、当然ながら、全ての個体に識別番号がつけられて、金属探知機の検査もされ、出荷されます。
牛肉も豚肉も、ペットフードも、、、
僕らが普段食する全ての家畜と同じか?それ以上の徹底的な検査をされ、出荷されます。
この億を超えて作られた、解体場は当然ながら、HACCAPも取得しており、北海道ないのスーパーはもちろん、co-op(生協)はじめ、1万食を超える、学校給食や、某有名ホテルにも蝦夷鹿をお出ししているそうです。
凄い話しです!
圧倒的な規模と、衛生管理に何も言えませんでした。
そしてこの後、このエゾシカを試食します!
ちなみに、知床半島は、国の天然記念物のオオワシとオジロワシの群れがおり、流氷に覆われた世界自然遺産・知床半島の羅臼町沖上空を舞っています。
翼を広げると2メートル以上になる勇壮な姿を目当てに観光クルーズ船が訪れ、飛び上がると乗客から歓声が上がるそうです。
そんな、オオワシ、オジロワシの被害がこの解体場でも深刻な問題だそうです。
鹿のメスは今の季節、ほぼ100%の確率で妊娠していると言われています(おおよそ98%以上だそうです)このメスの蝦夷鹿を捕獲して、餌を食べさせて、育てます。
大抵、6月ごろに、1頭だけ仔鹿を出産をします。この時に自然界の厳しさが待っております。
先の写真の向こうは、世界自然遺産に登録されており、人間が入る事が出来ない、大自然の世界が広がっております。
蝦夷鹿は1時間位の間に出産するそうですが、このタイミングをオオワシ、オジロワシは狙っていて、仔鹿ごとさらって行くそうです。そんな、空からの空襲が終わると、今度はキタキツネが檻の下を掘って侵入して来るそうです。
また、当然ながらヒグマが柵を超えて侵入もするそうです。
空からの部隊と陸上の部隊の攻撃を受け、生き残る仔鹿は、大自然より少ないそうです。
そんな知床半島を後にして、女満別空港に着いて、他の方々とお別れしてのが、18:00!
ここから、愛車のNISSAN noteに乗って、2時間かけて、北海道標茶町に向かいます。
標茶町にあるのが、、、、
ヘーゼルグラウクスマナー
船も見学して、、、、。

朝9時に、北海道標茶町の役場へ、1人でマノワのジビエをプレゼンします。
そう、今回の1番の目的はこのプレゼンです!
北海道標茶町の蝦夷鹿を使って、ふるさと納税をはじめるお話し、、、、!
ご存知の方々も多いと思いますが、このヘーゼルグラウクスマナーは、僕がずーーっとお世話になっており、先日の山梨県のお話しに続き、40歳の今年中に、この、ヘーゼルグラウクスマナー、並びに、北海道標茶町に何か恩返しが出来ないかと、、、、!
と言う事で、ヘーゼルグラウクスマナーの協力の元、この北海道標茶町とも近日中に、、、、
ふるさと納税をはじめます。
何度来ても最高のホテルが北海道の標茶町にあります。 今回も大変お世話になりました。
標茶町にも恩返しするべく、僕らしく全力で実行して参ります。
今度はゆっくり、銃を持たずに、釣り竿持って、イトウを釣りに行きます(笑)
スタッフの皆様ありがとうございました。そして、先ず蝦夷鹿1頭お願いします!

こんな空間で僕も時間を忘れてゆっくりしたいです!

GMOクリック証券のCMでガッキーが出てるシーンは、ここで撮影したってお気づきでした?
この後、路面に雪が積もる中、2時間かけて、屈斜路湖抜けて、美幌峠を超えて、女満別空港に戻り、、、、、
北海道名物のスープカレーを大盛りで食べて、、、