2017年05月19日

酒税法等の一部改正に関するお問い合わせについて!

中村です。自分でワインを輸入している事もあり、各方面からご質問頂いておりますので酒税法等の一部改正に関する事ですが、、、、

【2017年6月から法改正により、酒類が値上げになるって酒販店から聞いたけど本当?】

結論から申しますと、今年6月の法改正に起因する価格改定はございません。
(ただ、通常のインポーターの出荷価格改定による一部商品の値上げ・値下げは可能性あり)

2017年6月1日に施行となる酒税法の改正のポイントは要約しますと、、、、、
@【原価割れ販売】に対して罰則規定が付いた点
A小売店における種類販売管理者研修の更新受講義務化
の2点です。国の大きな財源である、酒税にまつわる市場が健全に育成される事を目的としており、大手ディスカウントストアやスーパーなどが、客寄せの為に目玉商品として、赤字で酒類を販売する事などを規制する為の法改正です。

今回の施行では、ワインにかかる酒税自体に変更はありません。

その一方、税自体の改正については、酒税の改革大綱が発表されております。

第3のビールや発泡酒、ビールなどビール類の酒税を一律とする事や、チューハイ、日本酒、ワインの酒税を一律とする事が発表されております。

施行されますと、日本酒の酒税は下がり、ワインの酒税は上がります。
(段階値上げとなり、最終的には750mlあたり、20円前後の値上げ予定です。って事は、500円のワインでは、かなりの値上げ感はありますが、高級ワインでは、さほどの値上げでは無いはずです。)

施行は2020年・2023年・2026年と段階的に行われる事となっております。
(ただし、市場状況によって適切な処置を講じるとしております。)

まとめますと、おそらく、この税制改正大綱の情報が今回の6月1日施行の内容と混ざってしまい、誤まった情報発信になっていると思われます。(もしくは、情報発信者である酒販店独自の判断で値上げするのかも?しれません。)

今日新聞にも出てましたが、どーやら、東京では既に酒販店からしっかりと情報が流れているようですが、関西や田舎の方はまだ情報が錯綜しているそうです!

ご参考まで!
posted by マノワ at 13:55| ワインのお話し | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする