ブルゴーニュ編その1!
とりあえず、目が覚めたのは朝の5時、、、、!
フランスの安いホテルって、シャワーの水が、タンクの所があり、、、
つまり、ある一定量のお湯をシャワーで使うと、そこからお湯が出なくなり、冷たい水しか出てきません。
嘘っぽく聞こえますが、本当のお話です。味わったことが無い方は、高いホテルしか泊まった事が無い、リッチな方だと思います!
昨日の深夜、いきなりこの、水浴びの刑を浴びせられ、かつ、水が部屋に漏れたので、今日は、朝っぱらから、気を付けながら、シャワーを浴び、歯磨きしていると、、、、
今度は、うがいしている、洗面台の水が全く流れない、、、!
マジ話です!とりあえず、僕の日本の汚れをパリに放置したまま、、、
もーどーでも良くなり、まだ、外も暗い朝の6時30分ごろ、チェックアウトしようと、ホテルのフロントに行くと、数時間前にあった、フロントのおっさんが、フロントのソファーで、毛布をかけて、すげー、いびきかきながら、寝ていました。
マジか?お前すげーな!(日本語で言っても全く通じません!)
まあ、フランスだから、しょーがないか?って思いながら、おっさんに声をかけてみると、面倒臭そうに、、、、
【鍵だけ、そこ置いておけば良いよ!】って、毛布の中から一言!
漫画の様な、そのシチュエーションに、思わず笑いながら、、、、
一言、、、、アバよ!(柳沢慎吾風!)
最後まで、毛布からおっさんは出る事は無く、チェックアウトを済ませ、肌寒い、パリの街に出ます!
っで、日本からインターネットで予約しておいた、ハーツレンタカーに向かいます。ギャールドリオン駅に直結していて、支払いは、クレジットカードで、済ませ、そのまま、今回の旅でお世話になるお車へ、、、、
ルノーのディーゼル車です!フランスでは、日本と違いディーゼル車が主流の様に走っております!
乗って見て思ったのは、日本のガソリン車と違い、100キロぐらいまでは、スムーズにスピードが上がります!が120キロ位を過ぎると、急にパワーを感じなくなる、印象でした。
良く運転したこと無い、フランスで、しかも、左ハンドル車で、しかも、日本と違って、僕が借りれる様な安いレンタカーは、ほぼ、マニュアル車でかつ、日本と違って、右車線!
すげーな?ってお思いの方もいらっしゃると思いますが、、、、
今回の旅で思ったのは、マニュアル車と左ハンドルは、直ぐに慣れます!ただ、右車線は何も考えてないと、逆走しそうになります(笑)
ちなみに、道はどーするかと言うと、、、、
ガーミン!ってのが、インターネットで、2万円くらいで買えます!これを持って行くと、世界中何処に行っても、日本語で、丁寧に案内してくれます!
ちなみに、これから旅行行かれる方の参考になれば?ですが、、、
ハーツレンタカーで、1日フランス語と英語しか喋ってくれない、ナビゲーションを借りても、35ユーロくらいします。(1ユーロ136円と考えると、1日4760円)僕の場合4日間車を借りたので、19040円です!
全く知らない土地で、運転する事を考えると、絶対ガーミン買ってきた方が、気が休まります!
しかも、カメラまで着いていて、事故ったりしたら、録画してくれてます!
っていうか、ガーミンが無いと、後々にも書きますが、パリやモナコなどは特に、一方通行が多すぎて、運転は厳しいと思います!
っで、ギャールドリオン駅から、待ち合わせのブルゴーニュのボーヌまで向かいます!ガーミンの情報では2時間30分くらいとの事!
とりあえず、ギャールドリオン駅にある、ポールで、フランスらしい、サンドイッチを買って、日本では売っていない、赤いヴァージョンのオランジーナ(味は日本の駄菓子屋さんのジュースの味がして、日本で売って無い事を、その後納得!)を買って、、、、
さあ、出発!
朝まだ、早いという事もあり、パリの街をスムーズに抜けて、高速道路へ、、、、!
日本の高速道路って、だいたい制限速度が100キロの所が、多いと思いますが、フランスの高速道路は130キロ区間が多いと思います!
ただ、わけ分からず、急に100キロ区間だったり、90キロ区間になったりと、市街地に近づくとちょこちょこ、いつの間にやら、変わったりします。でも、そんな事も、しっかり、ガーミンは教えてくれます!
今回の旅で、ガーミンは、ガーミンって言うか、神(かーみん)でした。
まるで、僕が発見した見たいに書いてますが、ガーミンは、お客様のN様にお借りしました。本当にありがとうございました!
っで、日本ではあまり出さない速度、130キロで、ぶっ飛ばしながら走っていると、辺りはだんだん明るくなって来ます!
高速道路には、所々に看板があり、ぶどう畑が見えて来たと思ったら、ブルゴーニュのシャブリ地区だったり、、、、
だんだん、フランスにいる実感が湧いて来ます!
なんの問題も無く、2時間30分くらいで、ボーヌのホテルにつき、今回ブルゴーニュをご案内して頂くSさんと合流致します!
10時過ぎから、Sさんの車に乗せて頂き、定番のロマネコンティの畑や、僕の大好きな生産者の、メオカミュゼのリシュブールやクロパラントーの畑で写真撮ったり、、、、
ロマネコンティの畑の前で、、、
今度は下って、ポマールのルロワの畑や、ヴォルネィの畑を、ご案内して頂き、ムルソーでは、コントラフォンや、コシュデュリの畑をご案内して頂きました。
この写真がお分かりになられる方は、ブルゴーニュヲタクです!この写真撮る僕は、もっとブルゴーニュヲタクです(笑)
ここで、ランチタイムです!
Sさんにご紹介頂き、ムルソー村にあるレストランへ、、、、!
この建物の屋根の特徴的な模様は、ブルゴーニュの伝統的な屋根です!
エスカルゴとパン
Sさんに運転して頂いているので、ワインは、ピュリニィ モンラッシェ(エチエンヌ ソゼ)をボトルで飲み、日本では、やたら高級ですが、フランスでは、リーズナブルなシャテルドンをランチから飲みました!
この辺りで、、、やっと、フランスにいるんだなって実感しました!
っで、午後には、まず、ワインの生産者さんに会いに行きます!
アラン コシュ ビザール
15本もワインを開けて頂きました。
たくさんのお話しをさせて頂いたのですが、1番印象に残ったのは、今年2014年ヴィンテージは、雹による被害が多く、特に、ヴォルネィやポマールは大変な問題になっているそうで、、、、
雹に当たって、ぶどうの葉っぱが落ちてしまい、ぶどうの実がならないそうです!
例年を100とすると、2014年は、40%しか、収穫が出来ない見込みだそうです!
そーなると、当然ながら、ワインの価格は上昇致します。僕ら、レストランにとっても、人ごとでは無い問題です!
ここ数年、ブルゴーニュの雹の被害は大変な問題になっているのですが、、、、、
数年前に、北京オリンピックがあった時、開会式で雨が降らない様に、開会式中に、中国で、大砲を飛ばし、雨雲をぶっ飛ばした!なーんて話し、聞いた事ありませんか?
あのマシーンを、被害がもっとも深刻なこの地区にも導入して、雹の雨雲をぶっ飛ばしたりもしたそうです!
Sさんのお話しでは、ほとんど意味が無かったのでは?との事でしたが、アランさんは、フランス人らしく、、、
【それをやって無かったら、もっと大変な被害になっていた!】、ってプラス思考に考えておられました。
っで、15種類も飲めば、流石の僕も、だんだん酔っぱらって来るんですが、次の訪問先があるので、この辺でお別れを致します!
次回は、ブルゴーニュ、メオカミュゼ編!に続く!