お客様から多くの突っ込みを貰ってますが、先日僕が23歳〜26歳の時に大変お世話になった、ブルギニオンの菊地シェフがパレドZと言う番組に出られ、その際にこの写真が紹介され、たくさんの突っ込み頂いてますが、右手に写っているのは僕です。
多分24歳位だと思いますが、今から15kgは余裕で痩せてます(笑)
今度こそ痩せようと思いました。

しかしながら、この放送を見て、今のフランス料理業界の礎を作っている、凄いシェフと凄い仲間と同じ時間を過ごし、その料理人の料理を多くのお客様に運んでいた事が、ギャルソンとして何よりの財産だなあって思いました。
反響が大きいので、パレドZのYouTube貼っておきます。
https://www.youtube.com/channel/UCR-kifwrO4UaMBLNms9AMSQ?app=desktopそして、春を感じる食材達が全国から山ほど届いております。
田舎から、
ふきのとうが届き始めました。
山梨県の山の中に住んでいた時代、雪の下から、このふきのうとうが生えて来るんですが、この春の始まりの蕗の薹しか父親は食べなかった記憶があります。
雪の下から出て来た蕗の薹は非常に柔らかく、何より大自然の力を感じるもんです。
そんな時父親は滅多に料理しないものの、直前で刻んで味噌汁に浮かべていた事を思い出します。
当時子供の僕は、世界中で唯一、山菜の苦味を旨味や春と感じる日本人独特の感覚は分からなかったのですが、今ではこの贅沢な感覚こそが日本人なんだと思います。
ホタルイカや魚の肝だったり、内臓に旨味を感じるのも日本人が持つ独特の味覚だと思います。
フランス料理店でギャルソンやっていると、海外の方々にサービスする事も多いのですが、最近は昔に比べて少なくなったものの、海外の方々には、とくに魚の内臓の美味さは、日本人と違う感覚がある様に思う事も少なくありません。
ちなみに、これからがその辺で、幾らでも間も無く、蕗の薹は生え始めるのですが、、、、
そうなると一切父親は食べなかった記憶があります。
その贅沢さ?を今でこそ感じます。
本来であれば、フランス料理では春を代表する、、、
ホワイトアスパラ
が最盛期に入って来るんですが、ご存知のとおりウクライナとロシアの問題で、ヨーロッパからの生鮮品が届きづらい事もあり、おそらくは来週位からは、高級レストラン以外、フランスのホワイトアスパラは届かなくなると思います。
ワインもシャンパーニュもホワイトアスパラも小麦粉もフォアグラもトリュフも、、、、
そして、、、、
ガソリンも天然ガスも安全保障もそうですが、海外に頼っている日本での今の情勢では、、、、
とくにヨーロッパに依存している僕らフランス料理業界は5月、6月に大打撃が出ると僕は考えております。
僕が考えていた以上に、そうなる速度が圧倒的に早いのですが今後、、、、
このコロナの2年間でこの食材問題にどう真剣に考え行動して来たか?が経営者としての覚悟が試されると思います。
でも、決して食材の値段が上がる事が一概に悪いとは僕は思ってません。世界から見ると、最高のクオリティを誇る日本の飲食業界は圧倒的に安すぎると思いますし、、、
今迄はそのしわ寄せを全て、飲食業界で働いている僕らが身を削って来ました。
飲食業界で言うならば、、、、
食材が上がる事によって、1次産業の方々の収益も上がる→メニューの値段が上がる→スタッフの給与が上がる→国に収める税金が上がる→日本のGDPが上がるって言う好循環が必要だと思います。とくにスタッフの給与が上がる事が必要不可欠だと考えてます。
そして、1次産業の方々のベースがアップする事で、今の豊かな日本の飲食業界が持続化する事が1番大切だと僕は考えております。
なのでマノワでも当然春の給与アップを行います。おそらくこのブログをお読み頂いている日本の多くの方々には理解出来ない位ベースをアップしますが、これからもフランス料理業界が続く為にも、僕ら業界では最低限必要な事だと僕は考えております。
これだけ、日本の自給率が低い現状で、マヨネーズが10円上がるのって当たり前だと僕は思いますし、それが毎日TVで流れている日本っていかに幸せか?って思いません?
日本のマスコミもマヨネーズが10円上がるのは当たり前だと、昨日のロシアの国営放送見て思いませんでしたか?
人工減少の問題もDX化を最大限利用し、要らない人的作業を、本当に必要な所に回すことが大切だと思います。そうなると、どうなると思いますか?
僕らフランス料理業界の価値がよりクローズアップされると考えております。フランス料理業界のDX化は1番難しいと僕は考えております。
料理は出来ても、僕が20年以上やって来た、プロフェッショナルのサービスの仕事は不可能だと考えております。
サービスのプロフェッショナルってなんなんですかね?
ミスチルも言ってましたが、、、、
愛情って言う形の無いものを伝えるのはいつも困難だと思います。
それこそがサービスのプロフェッショナルなんだと最近では良く思います。
この辺のお話しはまた今度ゆっくりお話しします。
っで、いつの間にか?うちの息子が5歳になっていたので、昨日超高級鞄を買いに横浜に行って来ました。
そう
ランドセルです。




僕ですらこんな高級鞄持ってません(笑)しかも、ゴールデンウィーク迄に予約しないと来年に間に合わないらしく、現在でも土日は予約が無いとお店にすら入れ無いそうです。
とくに女の子のランドセルのヴァリエーションは凄いですね?僕の時代は、黒か?赤しか無かった気がします。
うちの実家の両親からランドセル購入費を貰ったのですが(実は生まれる前からランドセル代金は高いから貯めて置いてくれってお願いしてました)値段もさる事ながら、最近のランドセルの進化に驚かれました。
今の子はおとなしいですから、僕らの時代の様に、、、、
金網の上をぶん投げて、金網登ってランドセルの上に着地したり、橋の上から河原に投げたりする事はないはずなので、6年持つんだと思いますし、、、
僕らの時代はそれが普通でしたし、壊れてパカパカいってもそのまま使っていた様な気がします(笑)6年生の頃はランドセルペチャンコだった気がします。
しかしながら、時が経つのは早いなあって感じる今日この頃です。
散々夢物語言って来ましたが、北海道森町でのジビエ事業や函館でのワイン事業は間も無く現実になります。
これが昨日の函館の畑の状況です。既に4000本の苗木を植えてますが、ゴールデンウィーク明けには、近い未来にこの函館が日本におけるワインの1大産地になる様に、ピノノワールとシャルドネの苗木を2000本位植樹します。
その辺のお話しはまたブログで書きます。
僕の事を良く知っている方々は思うと思うのですが、、、、
1円も無かった僕が、今こうして1つずつあの時の未来に立ってます。夢は語らないと何も始まりませんし、人の2倍努力しないと貧乏人の僕は何も現実に出来ませんでした。
それこそが僕が生きて来た23年間のフランス料理業界だと思います。
しかしながら、僕ら40代は手強いですよ?いつか20代のフランス料理業界のスタッフがドヤ顔して超えて行く未来を僕は誰よりも望んでます(笑)
ちなみに、先日北海道に旅立ったマノワの20代のドヤ顔貼っておきます。

しかしながら本当の幸せって何なんだろうか?って思いません?
そうそう忘れてましたが、スタッフのこーへーが24歳の誕生日でした。
辻調理師専門学校のフランス校を卒業してマノワに入社し4年目です。
こんな時代だからこそ、20代のフランス料理業界のスタッフには頑張って貰いたいもんです。
しかしながら、毎日毎日思いますが、コロナの2年がやっと終わると思ったら、いきなりプー○ンですからね?
僕もフランスに住んでいた時期がありましたが、世界中の方々には良く言われますが、いかに日本が平和かを最近では良く感じております。
マジ半端無いって!
しかしながら、日本をしっかりと見つめて見ると、、、、

地理的に見ると、ウクライナよりヤバいって思いません?
東京って1400万人位人口がいると思うんですが、ある日突然ミサイル飛んで来たら、地下シェルターすら無いんです。
100人乗っても大丈夫!でお馴染みの、イ○バ物置さんが核シェルター作ってくれる時代も近いんじゃ無いか?って本気で思う今日この頃です。
終わり!