10月2日、北海道での鴨撃ちです。ハンティングは、日の出と共に始まるので、当然ながら日の出前に、師匠のご自宅を出発します。
昨日迄は、スーツ姿でしたが、今日はハンティングの格好に、、、、

北海道の大自然って、息を飲む瞬間があります。
毎年ご一緒させて頂いている方々と一緒に、鴨を求めて、北海道某箇所を周ります。
今年はコロナの影響でハンターが少ないらしく(地元住人のお話し)例年に比べて鴨を見る回数が多かった気がします。
鴨ハンティングの様子は過去の僕が書いたブログを貼り付けます。
以外、過去のブログ!
昨日迄は、スーツ姿でしたが、今日はハンティングの格好に、、、、

北海道の大自然って、息を飲む瞬間があります。
毎年ご一緒させて頂いている方々と一緒に、鴨を求めて、北海道某箇所を周ります。
今年はコロナの影響でハンターが少ないらしく(地元住人のお話し)例年に比べて鴨を見る回数が多かった気がします。
鴨ハンティングの様子は過去の僕が書いたブログを貼り付けます。
以外、過去のブログ!
仕留めた、獲物が出て参りますので、お苦手な方は、ご覧にならない様お願い致します。
朝3時に起きてまず感じたのは、、、、、
雨が降っていたものの、もうすぐ雨雲が無くなり、暑くなるだろう!って事!
流石に北海道は涼しいと思って、長袖、フリースを用意していたのですが、途中から暑過ぎて脱ぎ捨てました(笑)
今年もハンティングの季節が始まりました
そして、その時間は訪れます!

U親分の1発で、鴨撃ちスタートです!
っあ!当然、銃を構えているので、写真を撮っている暇はありませんので、撃った後の風景画が多いですが、北海道の10月1日、、
その景色は、まるで、、、、
絵葉書の様な、素晴らしい世界が迎えてくれました。
広大な敷地の大豆畑
があり、穀物を主食に食べております!
今の季節、北海道は、稲刈りが終わっている、田んぼと、まだ、稲穂に米がたっぷり着いている畑とがあります!
鴨達は、この米や、大豆や、蕎麦をたらふく食べ、また、池に戻るという、羨ましい生活をしております!
この季節北海道で取れる鴨は、大きく分けて、3種類です!
マガモ(青首鴨)
仔鴨
カルガモ
マガモと仔鴨は、世界中を旅して周りますが、カルガモは、一生を同じ場所で過ごします!
良く、【どの鴨が1番美味しいですか?】という質問を頂きますが、、、
個人的な意見ですが、マガモは、世界中旅している、ツーリストなので、けっこう個体差が多い様に思います。
これに、比べカルガモは地元住民なので、何処に行けば、美味い米が有るのか、知っているのか、個体差が少なく、脂の乗っている鴨が多い様に思います!
そして、仔鴨は、マガモの小さい奴って思っている方も、少なくないと思いますが、実は、全く別品種で、、、、
仔鴨は仔鴨って言う、鴨なんです!味は、僕個人の意見では、すげー美味い印象です!
また、このコガモが、渡り鳥達の、一つのパラメーターになります。シベリアからまず、コガモが飛んで来て、その後に真鴨をはじめとする、大きな鴨達が飛んで来ます。
また、これ以外にも、絶滅危惧種に登録されているオシドリなど、とってはいけない鴨などが、同じ池の中で、共同生活を送っております!
北海道には、無数の田畑が存在し、その田畑に水を引く為、ため池が、無数に存在致します!
この、ため池に鴨達は入っております!
ハンティングは、この鴨達に気づかれ無い様、、、、、、
@ そろーりと1人が近づいて、脅かします。
Aその池から、飛び出した鴨を仲間達が撃ち落とす!
B撃ち落とした鴨を回収する!
C回収した鴨を冷却する!
D冷却された鴨の腸だけを抜き、新聞紙に包んで、クロネコヤマトのクール宅急便でお店に送る!
という手順になります!
ここで、最も大変なのは、何番だと思いますか?
こーいった、ため池に撃ち落とした鴨を、、、
網を使って、拾ったり、、、、

広大な田畑の中に落ちた鴨達は、飛んだら撃たれる事を理解しているので、僕らに見つからない様、走ります!そして、茂みに隠れて、僕らがいなくなる迄、ジッとしてます!
本当です!
さらに凄い鴨は、池に撃ち落とされても、潜ります!そして、僕らに気づかれ無い様に、そろーり泳いで、僕等から見えないボサの中に潜水していて、決して出て来ません!
マジです!

そんな、鴨達は本来ならば、狩猟犬がいれば、泳いで、見つけて、拾って来てくれるのですが、、、、、今回は狩猟犬がいなかったので、回収するのが、本当に大変でした。
ちなみに、1番すげー鴨になると、池の中に撃たれても、そもそも、飛び出しもしません!僕らがいなくなる迄、ずっと隠れています!
本当です!
鴨を回収しようと池に入って行くと、茂みに隠れていた、鴨を発見し、、、、、
僕と目があった瞬間!
慌てて、飛び出して逃げて行く鴨も少なくありません。
そんな時は、当然撃つ準備はしておりませんので、見事に逃げられます!
そんな、頭の良い鴨は、解禁日には少ないですが、ここから、全国いろいろな所で、撃たれて、ひねてくると、様々な事を学習し、多くなってきます。
当然ながら、ハンター歴8年目のペーペーの僕は、狩猟犬になった気持ちで探しまくります。
鴨って本当に頭が良くて、身体がデカイので、飛び出しはスピードに乗れず遅いので、ハンターに撃たれてしまうので、藪の中ではじっとしていて、僕らが諦めるのを待っているんです。
また、2日目ぐらいになると、いろいろな所で撃たれて、学習しているので、はじめに池に撃ち込んでも飛び出さず、、、、
銃から弾を抜く【カチッと】いう音がしてから、一斉に飛び出したりと、、、
人間との知恵比べです。
撃って回収した鴨たちは直ぐに、昨日購入した、ドライアイスと共に冷やします!
獲って直ぐに冷やすっていういう事が、ジビエにとって後々に味わいが全く変わってきます。
鴨もそうなのですが、もっと大きい鹿やイノシシではもっと大切です!
撃ってそのままにしておくと、お肉その物が体温を持っておりますので、生ハムの様にお肉が焼けてきてしまうんです!
それと一緒にジビエの独特の香りが、お肉に回ってしまうんです!
後ほど、腸を抜くのも、変な香りをお肉に付けない為に行います!
これが本当に大切で、以前熟成の事も書きましたが、熟成以上に、この下処理の段階が、1番大切だと言っても過言ではないと、自分で狩猟してみて強く思います!
自分でハンティングするまでは、レストランに様々なジビエのお肉が届きますが、その肉がどんな所で獲られて、しかも、メスかオスか?
また、誰に捌かれたなんて、全く分かっていませんでした。
今でも、そんなフランス料理店は少なくないと思います!
しかし、ここが1番大切なんです!
今回の北海道の鴨撃ちの狩猟では、トラックの荷台のクーラーボックスにドライアイスを入れておいて、、、、
獲った鴨は直ぐにドライアイスにつけるか、荷台に並べて、風を当てて冷まします!
そんなに熱いの?ってお思いの方も多いと思いますが、撃ったばかりの鴨は暑いんです!
自分で狩猟をするようになり、普通にレストランにジビエが納品されて、普通にお客様にお出ししていた時代より、命に対する重さって言うものを深く、重く感じる様になったと思います!
レストラン関係者の方々には、是非、狩猟をやってもらいたいなって最近つくづく思います!
すべての食材に対する考え方が変わる気がします!
そして、クーラーボックスの中では、鴨と鴨、ドライアイスが直接当たらない様に、松の枝で重ねていきます。

ちなみに、今回の狩猟で仕留めた鴨達なのですが、クチバシを見るだけで、何鴨?かが分かります!
まず、代表的な青首鴨

今の季節は筆毛と言って、夏毛の状態なので、頭の毛が中途半端なのですが、もう少しすると綺麗に生え変わって、オスは見事な青首になります。そして、肝心なくちばしは、こんな感じで黄色です!
そして、カルガモ

カルガモは、先程も書きましたが、旅をしない留鳥と言って、簡単にいうと、地元の住人です。
なので、どこに行けば米があるのか?などを知っていて、丸々太っているのが多いです!
地元の方が、どこのラーメン屋が1番美味いかを知っているように、、、、
1番当たりハズレが無く、いつも安定して美味しいのはこのカルガモだと思います。肝心のくちばしは先っちょの方だけが黄色になっているのが分かると思います。そして、目の上あたりにラインが入っているのも特徴です。
そして、仔鴨

よく勘違いされている方が多いと思いますが、、、、、
この仔鴨は青首鴨の子供ではありません。
仔鴨はそういう品種で、これ以上大きくなる事はありません。そして、この仔鴨はほぼ100%渡り鳥と言って過言ではないそうです。
よって、、、、、
仔鴨が池にどれくらい入っているかで、渡り鳥がどれくらい、渡ってきているかの、パラメータになります。
地元のハンターの方々もおっしゃっておりましたが、ハンターは高齢化が進んでいるにもかかわらず、鴨達は年々渡ってくる数が少なくなっているそうです。
この原因は分かりませんが、確かに、年々、鴨が獲れなくなっている事は事実です。
そして、クロネコヤマトのクール便にて、レストランに送られてきた鴨は、撃たれている場所を確認して、、、、
熟成の出来る状態の鴨だけ羽をつけたまま熟成させ、、、、
胸など撃たれているのは、腐敗していくので、直ぐに使って行きます!

この状態を毎日確かめながら、羽をむしります!

今回の北海道の鴨は、たくさん米を食べていて、丸々太っていて、脂がのってました!首つるを持つと分るのですが、これでもかってくらい、米をたらふく食べていました。
焼いている時の香りも、またソースはレバーから作るので、この米からくる、脂の、のりをよく感じました!
色々な事を乗り越えて、こんな感じでお客様にお出ししております!
本当にいろいろな事を考えさせられるのがジビエの季節です!
また、北海道の大自然の中、こーんな、山葡萄が生えていたりして、つまみ喰いしながら、鴨が飛んでくるのを待つのも、楽しみのひとつです!

お昼の12時ごろを過ぎると、鴨の習性なのか、急に鴨に出会わなくなります。地元のハンターがおっしゃるには、至る所でハンターが鴨を追い回して、海に逃げて行ってしまっているらしいです。
そーしたら、本日撃って来た鴨達の腸を抜きます。


そして、アルコールで殺菌して、クロネコヤマトに段ボールに詰めて持っていき、冷蔵便でマノワに送ります。
これで、1日のハンティングが終わります。
今年もM師匠、Uさん、Oさん、Yシェフとてもお世話になりました。これからも末永くよろしくお願い致します。
函館から、遥か遠く離れた道東まで、8時間30分かけてハンティングして来た幻のジビエ、蝦夷雷鳥のハンティングについてもそのうち書きます。
乞うご期待!
朝3時に起きてまず感じたのは、、、、、
雨が降っていたものの、もうすぐ雨雲が無くなり、暑くなるだろう!って事!
流石に北海道は涼しいと思って、長袖、フリースを用意していたのですが、途中から暑過ぎて脱ぎ捨てました(笑)
今年もハンティングの季節が始まりました
そして、その時間は訪れます!

U親分の1発で、鴨撃ちスタートです!
っあ!当然、銃を構えているので、写真を撮っている暇はありませんので、撃った後の風景画が多いですが、北海道の10月1日、、
その景色は、まるで、、、、
絵葉書の様な、素晴らしい世界が迎えてくれました。
広大な敷地の大豆畑
があり、穀物を主食に食べております!
今の季節、北海道は、稲刈りが終わっている、田んぼと、まだ、稲穂に米がたっぷり着いている畑とがあります!
鴨達は、この米や、大豆や、蕎麦をたらふく食べ、また、池に戻るという、羨ましい生活をしております!
マガモ(青首鴨)
仔鴨
カルガモ
マガモと仔鴨は、世界中を旅して周りますが、カルガモは、一生を同じ場所で過ごします!
良く、【どの鴨が1番美味しいですか?】という質問を頂きますが、、、
個人的な意見ですが、マガモは、世界中旅している、ツーリストなので、けっこう個体差が多い様に思います。
これに、比べカルガモは地元住民なので、何処に行けば、美味い米が有るのか、知っているのか、個体差が少なく、脂の乗っている鴨が多い様に思います!
そして、仔鴨は、マガモの小さい奴って思っている方も、少なくないと思いますが、実は、全く別品種で、、、、
仔鴨は仔鴨って言う、鴨なんです!味は、僕個人の意見では、すげー美味い印象です!
また、このコガモが、渡り鳥達の、一つのパラメーターになります。シベリアからまず、コガモが飛んで来て、その後に真鴨をはじめとする、大きな鴨達が飛んで来ます。
また、これ以外にも、絶滅危惧種に登録されているオシドリなど、とってはいけない鴨などが、同じ池の中で、共同生活を送っております!
北海道には、無数の田畑が存在し、その田畑に水を引く為、ため池が、無数に存在致します!
この、ため池に鴨達は入っております!
ハンティングは、この鴨達に気づかれ無い様、、、、、、
@ そろーりと1人が近づいて、脅かします。
Aその池から、飛び出した鴨を仲間達が撃ち落とす!
B撃ち落とした鴨を回収する!
C回収した鴨を冷却する!
D冷却された鴨の腸だけを抜き、新聞紙に包んで、クロネコヤマトのクール宅急便でお店に送る!
という手順になります!
ここで、最も大変なのは、何番だと思いますか?
こーいった、ため池に撃ち落とした鴨を、、、
網を使って、拾ったり、、、、

広大な田畑の中に落ちた鴨達は、飛んだら撃たれる事を理解しているので、僕らに見つからない様、走ります!そして、茂みに隠れて、僕らがいなくなる迄、ジッとしてます!
本当です!
さらに凄い鴨は、池に撃ち落とされても、潜ります!そして、僕らに気づかれ無い様に、そろーり泳いで、僕等から見えないボサの中に潜水していて、決して出て来ません!
マジです!

そんな、鴨達は本来ならば、狩猟犬がいれば、泳いで、見つけて、拾って来てくれるのですが、、、、、今回は狩猟犬がいなかったので、回収するのが、本当に大変でした。
ちなみに、1番すげー鴨になると、池の中に撃たれても、そもそも、飛び出しもしません!僕らがいなくなる迄、ずっと隠れています!
本当です!
鴨を回収しようと池に入って行くと、茂みに隠れていた、鴨を発見し、、、、、
僕と目があった瞬間!
慌てて、飛び出して逃げて行く鴨も少なくありません。
そんな時は、当然撃つ準備はしておりませんので、見事に逃げられます!
そんな、頭の良い鴨は、解禁日には少ないですが、ここから、全国いろいろな所で、撃たれて、ひねてくると、様々な事を学習し、多くなってきます。
当然ながら、ハンター歴8年目のペーペーの僕は、狩猟犬になった気持ちで探しまくります。
鴨って本当に頭が良くて、身体がデカイので、飛び出しはスピードに乗れず遅いので、ハンターに撃たれてしまうので、藪の中ではじっとしていて、僕らが諦めるのを待っているんです。
また、2日目ぐらいになると、いろいろな所で撃たれて、学習しているので、はじめに池に撃ち込んでも飛び出さず、、、、
銃から弾を抜く【カチッと】いう音がしてから、一斉に飛び出したりと、、、
人間との知恵比べです。
撃って回収した鴨たちは直ぐに、昨日購入した、ドライアイスと共に冷やします!
獲って直ぐに冷やすっていういう事が、ジビエにとって後々に味わいが全く変わってきます。
鴨もそうなのですが、もっと大きい鹿やイノシシではもっと大切です!
撃ってそのままにしておくと、お肉その物が体温を持っておりますので、生ハムの様にお肉が焼けてきてしまうんです!
それと一緒にジビエの独特の香りが、お肉に回ってしまうんです!
後ほど、腸を抜くのも、変な香りをお肉に付けない為に行います!
これが本当に大切で、以前熟成の事も書きましたが、熟成以上に、この下処理の段階が、1番大切だと言っても過言ではないと、自分で狩猟してみて強く思います!
自分でハンティングするまでは、レストランに様々なジビエのお肉が届きますが、その肉がどんな所で獲られて、しかも、メスかオスか?
また、誰に捌かれたなんて、全く分かっていませんでした。
今でも、そんなフランス料理店は少なくないと思います!
しかし、ここが1番大切なんです!
今回の北海道の鴨撃ちの狩猟では、トラックの荷台のクーラーボックスにドライアイスを入れておいて、、、、
獲った鴨は直ぐにドライアイスにつけるか、荷台に並べて、風を当てて冷まします!
そんなに熱いの?ってお思いの方も多いと思いますが、撃ったばかりの鴨は暑いんです!
自分で狩猟をするようになり、普通にレストランにジビエが納品されて、普通にお客様にお出ししていた時代より、命に対する重さって言うものを深く、重く感じる様になったと思います!
レストラン関係者の方々には、是非、狩猟をやってもらいたいなって最近つくづく思います!
すべての食材に対する考え方が変わる気がします!
そして、クーラーボックスの中では、鴨と鴨、ドライアイスが直接当たらない様に、松の枝で重ねていきます。

ちなみに、今回の狩猟で仕留めた鴨達なのですが、クチバシを見るだけで、何鴨?かが分かります!
まず、代表的な青首鴨

今の季節は筆毛と言って、夏毛の状態なので、頭の毛が中途半端なのですが、もう少しすると綺麗に生え変わって、オスは見事な青首になります。そして、肝心なくちばしは、こんな感じで黄色です!
そして、カルガモ

カルガモは、先程も書きましたが、旅をしない留鳥と言って、簡単にいうと、地元の住人です。
なので、どこに行けば米があるのか?などを知っていて、丸々太っているのが多いです!
地元の方が、どこのラーメン屋が1番美味いかを知っているように、、、、
1番当たりハズレが無く、いつも安定して美味しいのはこのカルガモだと思います。肝心のくちばしは先っちょの方だけが黄色になっているのが分かると思います。そして、目の上あたりにラインが入っているのも特徴です。
そして、仔鴨

よく勘違いされている方が多いと思いますが、、、、、
この仔鴨は青首鴨の子供ではありません。
仔鴨はそういう品種で、これ以上大きくなる事はありません。そして、この仔鴨はほぼ100%渡り鳥と言って過言ではないそうです。
よって、、、、、
仔鴨が池にどれくらい入っているかで、渡り鳥がどれくらい、渡ってきているかの、パラメータになります。
地元のハンターの方々もおっしゃっておりましたが、ハンターは高齢化が進んでいるにもかかわらず、鴨達は年々渡ってくる数が少なくなっているそうです。
この原因は分かりませんが、確かに、年々、鴨が獲れなくなっている事は事実です。
そして、クロネコヤマトのクール便にて、レストランに送られてきた鴨は、撃たれている場所を確認して、、、、
熟成の出来る状態の鴨だけ羽をつけたまま熟成させ、、、、
胸など撃たれているのは、腐敗していくので、直ぐに使って行きます!

この状態を毎日確かめながら、羽をむしります!

今回の北海道の鴨は、たくさん米を食べていて、丸々太っていて、脂がのってました!首つるを持つと分るのですが、これでもかってくらい、米をたらふく食べていました。
焼いている時の香りも、またソースはレバーから作るので、この米からくる、脂の、のりをよく感じました!
色々な事を乗り越えて、こんな感じでお客様にお出ししております!
本当にいろいろな事を考えさせられるのがジビエの季節です!
また、北海道の大自然の中、こーんな、山葡萄が生えていたりして、つまみ喰いしながら、鴨が飛んでくるのを待つのも、楽しみのひとつです!

お昼の12時ごろを過ぎると、鴨の習性なのか、急に鴨に出会わなくなります。地元のハンターがおっしゃるには、至る所でハンターが鴨を追い回して、海に逃げて行ってしまっているらしいです。
そーしたら、本日撃って来た鴨達の腸を抜きます。


そして、アルコールで殺菌して、クロネコヤマトに段ボールに詰めて持っていき、冷蔵便でマノワに送ります。
これで、1日のハンティングが終わります。
今年もM師匠、Uさん、Oさん、Yシェフとてもお世話になりました。これからも末永くよろしくお願い致します。
函館から、遥か遠く離れた道東まで、8時間30分かけてハンティングして来た幻のジビエ、蝦夷雷鳥のハンティングについてもそのうち書きます。
乞うご期待!