ラルロって言う生産者のニュイサンジョルジュを、逃亡して、奥様と再会して、久しぶりの大切なお食事をした時に飲んでいたのは、、、、
自身のレバノンワインでは無く、このブルゴーニュのラルロのワインをお飲みになっていたんだと思います。
っで、ジビエの事を前回書いたのですが、山梨県の日本鹿の画像が中々強烈だったので、自粛したのですが、今日はいのししの事を少し書きます。
強烈な画像が出ますので、お苦手な方はご覧にならないでください!
そう今から数年前に、長崎県の五島列島にいのししをハンティングに行きました。
http://manoir-restaurant.seesaa.net/article/445638848.html?1578647579
その辺のブログはこちらからどーぞ!
この時に、鹿児島県の猟友会の方々と出会い、一緒にハンティングしました。ご存知の通り九州には日本鹿もおりますが、それより、深刻な被害が出ているのは、、、
いのししです。

焼酎を作るさつまいもはじめ、根菜類を多く栽培している農家さんにとって、いのししは天敵以外の何者でもありません。しかも、いのししは、鹿と違い、脂を多く身体に蓄えるので、水に浮きます。
よーするに、海を泳ぐんです。
長崎県五島列島も、小豆島も元々は、いのししはいなかったとされており、九州の本島から泳いで行って、過剰繁殖したと言われております。
その時出会ったハンターさんは、鹿児島県の地元で年間、いのししだけで400頭以上駆除しております。それでもいのししの数は減る事は無く、むしろ今も増え続けております。
っで、400頭以上を駆除し、国から補助金は出ているものの、その駆除したいのししはほとんど廃棄されております。
何故?
それは散々書いて来ましたが、解体場が無いからです。
解体場で捌いたジビエしか、流通させる事が出来ない為、止む無く廃棄しておりました。長崎県五島列島の時の様に、行政が数千万円かけて作った解体場をよそ者の、僕らが使う事はほとんど出来ないのが現状なんです。その地域のハンターのみしか使え無かったり、そもそも、解体場自体が無かったりと、田舎でジビエ被害が増えているものの、その駆除したジビエを有効活用する事が難しい現実が今の日本にはあります。
そんな中、そのハンターさんが自費で解体場を作りました。そのお値段、、、、
4000万円
中々個人で作れる金額じゃ無いですよね?そこで捌いたいのししのお写真を少し載せます!

いのししは、日本鹿と違い、脂を持っている為、鹿の様にぶら下げて皮を剥いだりすると、脂も一緒に剥がしてしまう為、ゆっくり丁寧に卸します。日本鹿より、とっても大変なんです。
っと言う事で、このハンターのいのししをマノワで使って行こう思います。それに伴い、、、、
2月24日、25日に連休頂戴致します。
元々、2月25日に、福岡県糸島市の解体場の視察があり、お店はお休みだったのですが、そこに合わせて、鹿児島県と福岡県に弾丸で行ってきます。そして、それに携わる全ての方々に幸せが循環する様に、ふるさと納税もゆくゆくは福岡県と鹿児島県もはじめたいと思います。
全ては出会いであり、それを大切にして、マノワに携わる全ての方々に幸せが、持続的に循環する仕組みをこれからも作って行きたいと思います。
と言う事で、、、、
1月27日、28日、29日は北海道函館にて蝦夷鹿ハンティング並びに、未来事業の視察!
2月24日、25日鹿児島県、福岡県糸島市に解体場視察の為連休頂きます。
そして、3月11日には、千葉県幕張メッセで開催される、FOODEX JAPAN2020にて、パネルディスカッションにおけるパネリストとして、ジビエを扱うレストランの代表として、喋って来ます(笑)
今迄はこう言ったお話しはお断りさせて頂いていたのですが、4月から、完全週休2日にする事で、今迄以上に時間が取れるので、今年はいろいろなお話しを受けさせて頂こうと思います。
各界の皆様よろしくお願い申し上げます。
終わり!