10月1日は、全国に先駆けて、北海道のみ、狩猟が解禁になります。中村です。
いつもお世話になっている、渋谷銃砲店に、18000円以上もする、高級バッジを貰いに行った所、、、、、、、
殺気漂う、おっさん達で、ごった返してました。
しかも、皆んな目が輝いて、北海道のハンティングの話ししてるんです。毎度、思うのですが、趣味持って、人生を楽しんでいる方々って、若いですよね?
あんな、カッコイイおっさんになりたいもんです(笑)なれるのかな?
下の文章でも書いてますが、先日、、とあるクソみたいな理由から、マノワの伝説のスタッフ、田村 ゆかさんと働いた時の1枚を貼っておきます(笑)

10月1日は、ハンターにとっては、お正月の元旦みたいなもんなんです!
今年も、多くのお客様にお問い合わせ頂いておりますが、日本のハンティングは、、、、、、
10月1日に、北海道のみが解禁になります!他の場所は、東北などの1部の地域を除いて、ほとんどの地域が、、、、
11月15日が解禁日になります。
そー言えば、去年から、静岡県が解禁日が早くなるって言う噂話しがあったよーな?なので、10月1日から、約1ヶ月半の間は、国産の鳥系のフレッシュジビエは、、、、、、
北海道のジビエしか、基本的には、存在しません。しかも、この時期は、先日も書きましたが、今が旬の
天然きのことシーズンが重なる、貴重な時期なんです!
何故、多くのハンターがこぞって、北海道に集まるか(羽田空港は、ハンターで溢れ、狩猟犬を連れているハンターや、迷彩服着ているハンターなどで溢れ、異様な光景になります、僕もその1人なんですが)、、、?
今の季節、シベリアから北海道に飛んで来た鴨達は、池の中で、のほほんと暮らしております!
まだ、全国的に、稲刈りをいてない場所が多くあります!
鴨達は、そんな、米をたらふく食べて、池で寝る!
そんな、
3食昼寝付きの、羨ましい環境なんです!そーなると、当然リラックスした状況で、ぷくぷく太りますよね?
そーんなんです!養殖の鴨では無いのに、ストレスフリーの中で、食べる物がいくらでもある、、、、!
天然のジビエで有りながら、
美味い鴨なのは簡単に想像出来ますよね?
北海道以外の地域の11月15日の解禁日では、当然ながら、稲刈りは終わり、様々なハンターに追われ、まして、北海道では、寒過ぎて、池が氷り、鴨達は暖かい地域へと飛んで行きます!
だから、10月1日の解禁日の鴨撃ちには、毎年、お店を休みにして、函館から近くの某場所に、
鴨撃ちに毎年行っております!
10月1日が月曜日という事で、前日の9月30日に現地入りしなくてはならず、、、、、、
僕は、9月30日のランチの途中から、こっそり抜け出し、10月5日金曜日迄、、、、北海道で、ハンティングと言う名の、仕入れをして来ます(笑)
と言う事で、10月1日、2日は連休になります。おい!じゃー、3日、4日、5日はどーすんの?って思う意地悪な方々が多いかも?知れませんので、その3日間は、僕の変わりに、、、、、
はい!マノワ史上伝説のサービス女王の田村 ゆかさんが、キャバ嬢バリの、高額のバイト代金で僕の変わりに、麻衣とサービスやってます(笑)常連さんにはあらかじめお話ししてありますが、滅多にない機会を楽しんでください!
ちなみに、10月6日土曜日は、いろいろありまして、ゆかと麻衣と僕と3人でサービスするっていう贅沢な予定です!
今年は、10月1日、2日は函館辺りで、鴨ハンティングをし、、、、
3日に毎年、日本地図の距離間違ってんじゃ無いか?っておもう、函館から遠く離れた北見まで、僕の親戚に会いに、、、、
マノワの野菜作って頂いているので、挨拶に伺う為、車運転して、、、、、
4日、5日は、そこから遠く離れた秘密の場所で、日本に存在する、レストランで出して良い、ジビエの中で、間違い無く1番貴重だろうと思われる。
蝦夷雷鳥ハンティングに行って来ます。


エゾライチョウは、キジ目ライチョウ科に属する鳥類の一種で、本州の高山帯に生息する
ライチョウとは属が異なり、羽の色は変化しません。
身質は白身で
最高に美味しい白身のジビエと言っても過言では無いと思います。
北海道では主に標高200〜800mの亜高山帯以下の針葉樹人工林に広葉樹を交えた針広混交林、落葉広葉樹林に生息してるはずなんですが、北海道での狩猟では全く見る事が出来ず、本当にいるのかよ?って疑いたくなるほどでした。
北海道にお住まいの方でも、蝦夷雷鳥は知らない方の方が多いくらいです。エゾライチョウは、かつては一般的な野鳥であったそうなのですが、近年は自然環境の変化などにより、生息数が激減しています。
しかし、美味いという観点から、狩猟鳥指定から外すことに抵抗があるため、現在でも狩猟鳥なんです。
シチメンチョウが一般に浸透するまでは、欧米ではクリスマスの最高のご馳走と言えば、この鳥のローストであったと言われております。
その為、1920年代から1950年代には、北海道のエゾライチョウは年間5〜6万羽が捕獲され、輸出されていたそうです。また近年の減少は、キタキツネ、エゾタヌキによる捕食が大きな原因と言われてます。
面白い話しがあるんですが、、、、、
以前、根室市にお住まいのOさんという有名なハンターに、ガイドをお願いして、車の助手席に乗せていただいて、狩猟をしました。
東京のレストランで、蝦夷雷鳥がどれだけ貴重なのかをお話ししていたら、根室市の方々はその昔から、年越しそばは、この蝦夷雷鳥から出汁を取り、蝦夷雷鳥のお肉を入れて、年越しそばにするそうです!
そんな贅沢な
年越しそばを食べたいもんです。
これは噂でしかないのですが、蝦夷雷鳥はその数の激減により、近々、獲ってはいけない禁鳥に指定されるかもしれません。なので、もし何処かのレストランで見かけたら、マノワ以外では、それなりのお値段はすると思いますが、食べて見る事をお勧めします。
ちなみに、某雑誌の取材でも、しっかりと書きましたが、マノワでも、蝦夷雷鳥は、予約は3年待ちの状態です!その存在、価値をお分かり頂けない方には、3年待って頂いてもお出し致しません。
何故、蝦夷雷鳥をわざわざ、店休みにして取りに行くのか?しかも、蝦夷雷鳥は、1人のハンターが1日、
2羽しか取ってはいけません。もし、仮に3日間ハンティングして、蝦夷雷鳥の大群に、出会ったとしても、1日2羽づつ、僕は
6羽しか取れません。
また、今度ゆっくり書きますが、北海道の旅費、弾代、ガイド料金、宴会代、林道入る為の許可申請等、、、、、、、
毎度、言いますが、僕は、お金が欲しいからやっている訳でも無く、有名になりたいからやっている訳でもありません。
ただ、何年も常連様が、僕が撃った蝦夷雷鳥をお待ちになっていると言う事実があるだけです。
あとは、毎年、僕がハンティングが下手で、僕が、撃ち外し、生き別れになった、蝦夷雷鳥に会いたいって事ですかね?(笑)
蝦夷雷鳥だけで無く、マノワでお出しさせて頂いている、ジビエには、業者から買って、調理して、お客様にお出ししていると言う、単純な商売話しでは無く、、、、、、、、
そこに、沢山のストーリーがあります!正直、業者さんから買った方が、ジビエは、はるかに安いです。ただ、そのジビエがどう言う状況でとられ、どーやって、捌かれ、メスか?オスか?さえも分からない事が良くあります。
マノワの為に、とってくださる、ハンターの思いに、ちょっとだけの僕のトークと思いを加えて、本当の意味での、採算度外視で、お出ししております。
その、ストーリーこそが、マノワにご来店頂くお客様の人生で、最も彩りを与えてくれると、僕は、ミスチルの桜井さんの次に、考えております(笑)決して、ヒーローになりたい訳で無く、限られた人生を、常連のお客様と、スタッフと共に、僕に関わる人たちと、人生を生きて生きたいだけです!http://manoir-restaurant.seesaa.net/article/445638917.html数年前に蝦夷雷鳥をハンティングに行ったブログです。ご興味ある方はどーぞ!
僕は、本番にはめっぽう強く、緊張した事が生涯一回も無く、まして、天気は晴れ男なので、台風24号も来ないと思っております!
真鴨と蝦夷雷鳥さえいれば、大丈夫だと思います(笑)

っで、そんなブログを書いている中、お世話になっているハンターさんから今連絡があり、、、、、、
ヒグマが1頭捕れたそうです。
おかげさまで、沢山のストック場所、セラーを持っている、マノワでも、これだけのジビエが重なったので、休み明けにホシザキの4面冷蔵庫を買いました(笑)
もし、真鴨、蝦夷雷鳥がとれなかった時は、常連さんの皆様お手柔らかにお願い致します。
その分いつも通りクソ笑って下さい!終わり!