2017年08月08日

Kさんの、沖縄マンゴーのお話し!

台風が去って、本格的な夏を感じますね?中村です。

夏を代表する、フルーツってたくさんあると思うのですが、僕は1番好きなのは、、、、

マンゴーです!

最近では、東国原さんが、知事になった事もあってか?東京でも高価で販売されている、

宮崎マンゴーなども有名ですが、沖縄に移住したいと考えている、僕はやっぱり沖縄マンゴーが好きです(笑)

今から、10年くらい前に、銀座のフランス料理店で働いていたのですが、その時に出会った、Kさんから、今日、ご自身が作られた、、、、

沖縄マンゴーが送られてきました。

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沖縄に移住され、沖縄でマンゴーを作るって言うのは、とっても大変な事だと思います。

そんな、沖縄マンゴー、さっきまかないで、食べました。お世辞抜きに、本当に、感動する程、美味かったです。

Kさん、いつもありがとうございます!

ちなみに、ここからは、Kさんから、聞いたお話です。マンゴーの豆知識話しです。これだけ話せれば、千疋屋で、女の子との会話に困らないと思います(笑)

先程も書いたのですが、宮崎県のマンゴーは、東京でも、有名ですよね?

でも、九州地方ではマンゴーにとって、寒いので暖房がないと出来ません。なのでハウスの中でボイラーを焚き、暖めてあげます。

そして、その燃料代がなんと年間数百万円単位にもなるそうです。

だから宮崎マンゴーは単価が高くなるんだそうです。

そして、沖縄県のマンゴーと出荷時期がかぶってしまうと当然 安くなってしまう為、沖縄のマンゴーよりも早めに出荷出来るように、ボイラーをガンガン焚きます 。

沖縄でも一部、ボイラーを使用される農家さんもいらっしゃいますが、皆さん、出荷時期が重ならないように苦労されているそうです。

東京に居ると、宮崎マンゴーや、宮古島マンゴーなどデパートで並んでいるのを良く見ますが、中々毎日食べれる様な価格じゃないですよね?

それでも、たまに食べたくなると、24時間やっている、ハナマサで売っている、フィリピンマンゴーやメキシカンマンゴーを買いますが、それでも中々のお値段します。

普通に美味しいのですが、食べてみると、スジがあって歯にひっかかったりすることがあると思います。

フィリピンもそうですが、メキシコも遠いし、遠路遥々船便でやって来ます。だから出荷時はまだ青いマンゴーとなります。

早い時期に収穫されたマンゴーは、熟すとスジが残るのだそうです。なので、、、

高価なマンゴー = 日本国内のマンゴー =スジがない
と、いうのも納得出来ますよね?

また、マンゴーを育てる上で、面白い話しがあるのですが、、、、

Kさんの育てているマンゴーは、土壌だけは最高の状態で育っているそうなのですが、水と肥料においてはスパルタ教育しているそうです。

と、いうのも与え過ぎると、なんと葉っぱばかりを付け、身はおろか、花さえ咲かさなくなるそうです。

面白いですね!

この辺りは人間と同じなんでしょうね?


親が 過保護になり過ぎるとその子供は、、、

ということなのでしょうか。この辺の話しをすると長くなるので、今日は辞めておきます(笑)

この地球上において、森羅万象、全ては自然に通じます。逆にその辺りが理解出来れば、いいマンゴーが育つという事なのかもしれませんね?

って、Kさんが言ってました。

最後に、表には出ない本当のマンゴー話!

とっても、宮崎マンゴー有名ですよね?

そんな宮崎マンゴーの原木は、実は、沖縄のマンゴーの木から分けられたモノなのです。

それも、Kさんが、お世話になっているマンゴー農家さんの、先代から譲られた枝だったそうです。

約45年前、沖縄にて、マンゴーを育てようと、その先代は試みます。そして、莫大な資金を借りる為に、県庁に頭を下げに(JAがなかった)行くと、その担当者は先代に対し

「沖縄でマンゴーなんて育つ訳がない!」とバカにしたのです。

そこから、先代は大変な苦労を重ね、沖縄でも立派なマンゴーが育つことが、今となっては知られるところとなって参りました。

それから数十年が経ち、その当時の担当者が、先代のマンゴーハウスを見た時には、ぐうの音も出なかったのは言うまでもありません。

ちなみに、Kさんは沖縄の北部で、沖縄マンゴーを作っております。

沖縄でも南部の方でも、村や町をあげて、沖縄マンゴーを作っております。

ただ、全ての作物には、それぞれ「適した土壌」というものがあります。

お店を出店する際にも言えると思いますが、立地を選ぶと思います。

沖縄の南部は、サンゴの影響を受け、アルカリ性の土壌です。これだとマンゴーが、障害を発生してしまいます。

そこで、どうするかと言うと、土を入れ替えるのです。

そして、沖縄北部の土壌は、と言うともともと酸性で、PHで言うと※※※ ぐらいと適してるのです。← 数字は控えておきます

それと、もう1つ。

果物の味を表現する時に、、、、

「みずみずしくて美味しい♫」という表現があります。

マンゴーの場合は、これはあまり嬉しい表現ではない場合があります。

マンゴーにおいて、ですが、、、、

「水々しい」というのは、「水っぽい」と、いうことでありまして、本当の良いマンゴー、とはちょいと違います。

オマケに糖度も下がるゆえ、農家さんにとって実は褒め言葉ではないかも知れません!

何でもそうですが、知らない、ってことは、怖いことですな♫

ただ東京だと、水々しいマンゴーが、良い物と評価されてるので、良いマンゴーを、知っている顧客さんは、それらを買いません。

Kさんが、お手伝いさせて頂いてるマンゴー農家さんのハウスの中はいわゆる、「汚い」そうです!

それは出来るだけ、自然に沿うようにしてるから。

マンゴー自体も、スーパーでワックスがけされて、綺麗な真っ赤にピカピカなマンゴー、ではありません!

マンゴー食べる際に、皮をマジマジと見ながら食べてる人なんて、あまり存在しません。

そんな所に神経を遣うより、もっと「本質」に神経を遣われているそうです。

本当に美味しいとされるマンゴーは、コックリとしてトロけるような感じです。

この味が分かってしまったら、ある意味、不幸かもしれませんね?だって、より美味しいマンゴーを知ってしまうことになるのですから!

ただ、そんな美味しいマンゴー、美味しい食材、美味しいワイン等、、、、

たくさんの、想いれが詰まった、食べ物を、美味しいと感じられる、舌と、感受性を、僕は持っていたいと、最近良く思います。

人間、生きていると、何に対しても、言えるのかも知れませんが、、、、、、

本当の美味しい究極を目指すと、そこには、人生かけて、何世代にも渡り、苦労し、常に良い物を目指している、生産者さんに、必ず出会います!

そんな、生産者さんの思いも一緒に、マノワでは、伝えていけたらな?って、思いますし、20年近く、東京のど真ん中で、ギャルソンやってる、僕の宿命の様にも、40歳が近づいて来て、最近感じております!

終わり!
posted by マノワ at 19:49| Comment(0) | こだわり食材 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする